ベニシアの京都 里山日記 ―大原で出逢った宝物たち Venetia's Kyoto Country Living | |
ベニシア・スタンリー・スミス | |
世界文化社 |
ときどきテレビで見かけるベニシアさんの著書です。
ベニシアさんは、英語教師をしていると思いましたが、本の裏表紙のプロフィールではハーブ研究家になっていました。本は英語で書かれ、その本の写真とともに日本人のご主人が翻訳されています。テレビでのベニシアさんの雰囲気を伝えるような、柔らかい翻訳になっています。
本の中で、私がいいなあと抜き書きした言葉を紹介します。
高貴な人間であることー。
それは生まれついた身分ではなく、
その人の行動によって決まるのである。
「何か素晴らしいことを見付けて生きていくんだよ。いつも見守っているから」
日記を書き続ける動機のひとつは、気持ちを落ち着かせるため。
こころにいっぱいになったものが、言葉になって出る。
ベニシアさんの現在までの足取りと、日本での日常の様子が伺える素敵な本です。