もし君が、そのことについて悩んでいるのなら | |
千田琢哉 | |
廣済堂出版 |
10数年ぶりに再会して、なんとなくメールのやり取りをするようになった友人がいました。しかし、そのやり取りや内容に違和感を感じるようになり、家族が入院して、気持ちにゆとりがなくなったこともあって、メールのやり取りをごめんなさいとしました。
このエントリーの本も私を力づけてくれましたが、老後がテーマの別の本でも、長文のメールを送ってきて、それに返信がないと友達じゃないみたいに言われて困るという描写がありました。似たようなことで悩んでいるのは、私だけではなさそうだとほっとしてしまいました。
直接、著者に会わなくても、本を読んでいると、著者の息吹きや人柄に触れたように感じる瞬間があります。それがたとえ1行であったとしても、その本は成功したよい本だと思います。私は著者の人柄に触れたくて、本を読み続けます。