![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/a7/05524cd35aa40563b95964b81e2b1be1.png)
時を同じくして起こった
二つの事件。香港繁華街の爆破事件と、5人の警察官が
車両ごと消える誘拐事件------
この捜査の指揮をとるのが、副長官リー
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/c6/45e60c493c61aa4cbfe95b79ddb57e3a.png)
しかし、誘拐された警察官の中にリーの息子
がいる事により、その指揮が公私混同となっていると
疑問を持った 同じく副長官ラウは、リーと対立していきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/44/0e0cd9c02eb2540f54c68b4aad6f30c5.png)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/06/375fc951634a35849b5f5d2a6e9616a6.png)
次期長官 候補の二人の関係、それに、汚職捜査機関の介入と
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/36/2a776e6d3091fbd23592dc48d82fa22f.png)
事件が複雑に絡み合って
ストーリーは最後まで、観客を飽きさせません
人質救出作戦のコードネームは「コールドウォー」
叩き上げ、リーと、インテリのラウの対比も面白いですし、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/2f/7ade9a57a440b7e2572351d0f092ed9d.png)
おそらく続編が撮られるであろう
ストーリーのせいで、すべてがハッキリとされていないところも気になります
サブタイトルにもある、「二つの正義」
事件の犯人の一人は一応、逮捕されるのですが
その黒幕はまだ、映画の中では分かりません
しかし、犯人の一人、その男の犯行動機にも
犯人なりの正義があるのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/03/356fe6ad9538b1a9c69bc1881715988d.png)
それは歪んだ思考かもしれませんが
自身にとっては、間違いなく正義------
リーとラウはもちろん。それ以外にも
事件に関わる 全ての警察官とその捜査機関にも
それぞれの正義がある事が分かります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/e3/c1cdf6153d2c2dca91e2f056c147df2f.png)
この「寒戦:コールドウォー」いうタイトルが
犯人逮捕で解決するような 単純なものでなく
そこに潜む それぞれの思惑によって
複雑で、解決しがたい事を
示唆しているようです。
花火を仕込んだ爆破シーンや
カーチェイスも、見応えがありますが、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/a9/b05e9243d774acdc061204b9a7f16349.png)
一番 背筋が寒くなるような
恐ろしさは 人間の心の中に潜んでいるようです。。。
きっと続編の構想は練られているはずなのでとても
楽しみです。
「インファナル・アフェア」も非常にいい映画でしたが
「コールドウォー」も是非 劇場で楽しんでいただきたい映画です。