![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/ba/f753ebdca89718054e4c3bfa20b7eda3.png)
現在サントリー美術館で開催中の
「天上の舞 飛天の美」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/74/ffcceade89e00d9afec5d7ea593e66bb.png)
平等院鳳凰堂の 修理落慶によって
普段はそこでしか、見られない
阿弥陀如来坐像の 光背飛天などが見られるのです
飛天とは、==空を飛び舞い踊る天人
それを、寺院の壁や柱に配し 浄土世界を表現したのです。
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通常は鳳凰堂の堂内の
壁の高い位置にかけてある状態
を下から距離を置いて眺めるもの
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/5d/b784ec72f1005ef0175bc1121e605f40.png)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/5f/8dd3f9dd62aaa55a3ba218b10a17691a.png)
しかし、ここでは 至近距離で
その国宝を見る事が出来るのです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/3d/afa4fe4e39f2a0dd7d7f663662432ba6.png)
まったく自分は詳しくないのですが、
すぐに、最近見た映画「かぐや姫の物語」のラストシーンを
思い出しました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/34/4bc31d3076b3fc51c43ff0f7982cc206.png)
かぐや姫が月に帰る時
月から迎えのものがやってくる
「来迎」のシーンです。
遠い昔から、人は死んだあとは
極楽浄土へ行きたいという 憧れを強く抱いているのでしょう。
その 侵す事のできない、清廉さを崇め
死後の無力さを実感するのです
そして、阿弥陀如来の周囲をふわりと飛ぶ
飛天の存在が、さらに 浄土の尊さを強くあらわしていたのかもしれません。
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その 悟りを開いた穏やかな表情に
誰もが こころ癒されているのです。
空をふわりと飛ぶその姿は《迷い》とは
対極にあり、しなやかな手の動きは、すべてを容赦する
こころのあらわれのようです
たくさんの来場者の方たちが 食い入るように
見つめている姿に、魅力の大きさがどれほどかが分かります。
帰り際-----
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サントリー美術館のある
ミッドタウン内の
吹き抜け部分には こんなに美しい装飾が。。。。。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/f7/7a2b3185f7a1765579d43ad3c4fa387a.jpg)