人間、魔が差す瞬間がありますね。
ドイツに来て数度回転寿司なるものを試し、その度に打ちのめされてきたにもかかわらず、また性懲りもなく行ってしまいました。
そこはわが町に新装オープンした回転寿司で、お昼は一人9.9ユーロ(約1370円)で食べ放題です。
寿司が回ってくるベルトはこんな感じ。 透明なトンネルのような中を流れてくるので、好きな物がきたら窓を開けて皿を取り出します。
これがこちらにはたいてい回っている海藻サラダ。 ごま油の風味がきいて、結構美味しいです。
その値段のせいか、握りはほとんど回ってきません
かんぴょう巻きやかっぱ巻きに混じって、見た事もないような物がきました。
左はクリームチーズとサーモンとお新香とカニカマの巻き物。赤いご飯は色だけで特に味がせず。 右はサーモンのマリネのきゅうり巻きです。
寿司にチーズはよくあるんですが、チーズを入れると他に何があってもチーズの味しか感じられなくなります
この辺りでもう淡い期待は後悔に変わり、あとはブロガーとしてこの寿司屋をレポートするために普段は手を出さない物にも手を出してみました。
これは寿司のフライ。 こちらではなぜか巻き寿司をフライや天ぷらにしたがります。
味は・・・・と言うより、食感がもうダメです。
サクッとした後にぐにゅっというなんとも言えない食感 ソースは日本のとんかつソースではなく、ちょっと甘いソースでした。
これは見た目からほうれん草だと分かったので、安心して食べたら・・・ほうれん草のピーナツソースあえ。 甘くてとても酢飯とは合いません
こちらはインドネシア風焼き鳥のサテ。 これはまぁ普通に美味しいです。一緒に写っているのは緑茶の湯のみ。 基本、緑茶でもジャスミンティーでも茶器は一緒です。
デザートはバナナのフライ、はちみつがけ。 これもこちらでは定番ですが、バナナはそのまま食べたい・・。
ちなみに回ってきた握り寿司はたった4種類。 サーモン、卵、白身魚、いかです。
ネタはいいとして、その作り方が“握る”というより、“工作”。
席から見えたのですが、ご飯を型に入れて抜いて上にネタを乗せるだけ。
もちろん店員に日本人はいないので、彼らは寿司とはこういうものだと思っているのでしょう。
こんなんで寿司という名前を使うなぁと言いたいところですが、それはまぁ外国だから仕方ないですね。
お支払いの時にどこのレストランでも「食事はいかがでしたか?」と聞かれるのですが、今までどんなにまずくても「美味しかったです。」と嘘をついた夫も「・・・・・。」と言葉につまり、店員さんがキョトンとしていました。
こうしてまた辛酸を舐めたわけですが、またしばらくしたら魔が差して別の店にらふらふらと行ってしまうことでしょう。
あぁ・・・日本のお寿司が恋しい
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ドイツに来て数度回転寿司なるものを試し、その度に打ちのめされてきたにもかかわらず、また性懲りもなく行ってしまいました。
そこはわが町に新装オープンした回転寿司で、お昼は一人9.9ユーロ(約1370円)で食べ放題です。
寿司が回ってくるベルトはこんな感じ。 透明なトンネルのような中を流れてくるので、好きな物がきたら窓を開けて皿を取り出します。
これがこちらにはたいてい回っている海藻サラダ。 ごま油の風味がきいて、結構美味しいです。
その値段のせいか、握りはほとんど回ってきません
かんぴょう巻きやかっぱ巻きに混じって、見た事もないような物がきました。
寿司にチーズはよくあるんですが、チーズを入れると他に何があってもチーズの味しか感じられなくなります
この辺りでもう淡い期待は後悔に変わり、あとはブロガーとしてこの寿司屋をレポートするために普段は手を出さない物にも手を出してみました。
これは寿司のフライ。 こちらではなぜか巻き寿司をフライや天ぷらにしたがります。
味は・・・・と言うより、食感がもうダメです。
サクッとした後にぐにゅっというなんとも言えない食感 ソースは日本のとんかつソースではなく、ちょっと甘いソースでした。
これは見た目からほうれん草だと分かったので、安心して食べたら・・・ほうれん草のピーナツソースあえ。 甘くてとても酢飯とは合いません
こちらはインドネシア風焼き鳥のサテ。 これはまぁ普通に美味しいです。一緒に写っているのは緑茶の湯のみ。 基本、緑茶でもジャスミンティーでも茶器は一緒です。
デザートはバナナのフライ、はちみつがけ。 これもこちらでは定番ですが、バナナはそのまま食べたい・・。
ちなみに回ってきた握り寿司はたった4種類。 サーモン、卵、白身魚、いかです。
ネタはいいとして、その作り方が“握る”というより、“工作”。
席から見えたのですが、ご飯を型に入れて抜いて上にネタを乗せるだけ。
もちろん店員に日本人はいないので、彼らは寿司とはこういうものだと思っているのでしょう。
こんなんで寿司という名前を使うなぁと言いたいところですが、それはまぁ外国だから仕方ないですね。
お支払いの時にどこのレストランでも「食事はいかがでしたか?」と聞かれるのですが、今までどんなにまずくても「美味しかったです。」と嘘をついた夫も「・・・・・。」と言葉につまり、店員さんがキョトンとしていました。
こうしてまた辛酸を舐めたわけですが、またしばらくしたら魔が差して別の店にらふらふらと行ってしまうことでしょう。
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そちらでは美味しいお寿司にはなかなか出会えないのでしょうね…
ご主人も残念でしたね…「美味しかったです」の一言が言えなかったなんて…よほどまずかったんですね(・_・;)
でも、はいでぃさん!ブロガーとしての使命、果たしてますよ~(*^_^*)
お寿司というよりは創作日本料理?のような品々…
お疲れ様でございました♪
将来ドイツに旅行に行ったら、どんなに日本料理が恋しくなっても回転寿司のお店には行ってはいけない…
メモメモ…(^^ゞ
もうほんとうに、こちらのお寿司を差し入れに行きたいですよ…。
ご飯に色付けただけて…(ー ー;)巻き寿司のフライもどうかと…。
フライものを巻く、なら美味しいのに…。
エビ天寿司みたいに。
なかなか日本食文化は正しく根付かないですねぇ…、私も昔アメリカに行った時、連れて行かれたジャパニーズレストランがそれはひどい有り様で…。
その適当さ雑さ加減に目眩がしたものです。
こちらに帰って来られる時は、いっぱいいっぱい美味しい日本食を食べてくださいね!
もうちょっとマシな店もあるんですが、ここは何もかもがいけてませんでした
ありがとうございます。
この酷さを伝えるという使命は果たせたようで、安心しました。
作ってる人は本物を食べたことがないんでしょうね。
ドイツに来られて和食が恋しくなったら、大都市に行くことをお勧めします。
それならちゃんと日本人がやっているレストランもありますよ。
そうですよね。フライを巻けばいいのに、どうして巻き寿司ごと揚げてしまうのか疑問です。
色どりだけは重視しているのかもしれません。
なにせドイツ料理は、ほぼ茶色と黄色ですから
はい。日本に帰れる際は、倒れるほど美味しい物を食べまくります。
今の私には納豆や卵かけごはんでもご馳走です
ところでスイスで市販されているスシは全て一箇所の工場で作られているそうで、スーパーだろうがお店だとうが、どこで売られていても同じシロモノ。
一度アルディで買って食べたことがあるのですが、海苔巻きの具がキュウリかと思ったら細ねぎでしたw あれ以来食べて無いな~
先日、高菜のふりかけ(日本からの緊急援助物資)と納豆を両方用意して、白いご飯と一緒に食べたときなんか「今日はエライ豪華やで~」と感激してしまいましたよw
もう絶対に惑わされないと決めてたはずなのに、またやっちまった・・・って感じ。
そうですか。
バーゼルにいつか行くことがあっても、ラーメン屋には行かないようにします。
寿司に細ねぎ
もしかしたらドイツの寿司も一箇所で作ってるのかなぁ。
今度注意して見てみます。
高菜のふりかけ、良いですねー。
実はうちも救援物資で「おとなのふりかけ」があるんですが、白ご飯を片手に“今日は何にしようかな”ってめっちゃテンション上がります
この話を日本にいる友人にすると、可哀想だと言われますが、それもまた楽しいですよね。