後ドイツ語症候群と旅行前症候群

ドイツに来てから悩まされている病気があります。

その一つは「後ドイツ語症候群」←勝手に命名

何かというと、ドイツ語をたくさんしゃべった日の夜に頭の中でぐるぐるとドイツ語が回り、眠れなくなる病気です。

家の中も日本語オンリーな私にとって、ドイツ語はまだまだ非日常。

それを頑張って、頭をフル回転させてしゃべるものだから、疲れが残ってしまうんでしょうね。

自分がしゃべったフレーズがよみがえると、「あ、あそこ間違えた」とかなってどんどん目が冴える・・・。

実際にしゃべってない事でも、勝手に脳内で日本語→ドイツ語翻訳を始めてしまい、もうエンドレスです。




もう一つは「旅行前症候群」。

ほんの2・3日の旅行でも、バッグや服や何かしら新しい物を買いたくなるので街に出かけてはウロウロウロウロ・・・。

今度は着る服の組み合わせを考えてしばしウーンウーンと唸り、カバンに詰めては出し詰めては出し・・・。

化粧品を小分けのボトルに詰め替えて、スリッパや歯ブラシなど日本では持って行かなくてもいい物を入れ、ちょっと暑いとアホほど冷房を利かす電車内の寒さ除けも考える。

準備万端にしたつもりでも何かしら忘れるのが常。

ベッドに入ってからも「明日はあれをこうして・・・。あれはどうだったかな・・・。」と思い始めるときりがありません。

主婦になってからは冷蔵庫に傷んでしまいそうな物を残してないか？とか、洗濯物とかゴミとかいろいろ考えることが増えて大変です。

対して夫は全く何も考えない。

用意も当日の朝するだけ。

行程も私任せだし、財布すら持たないので気楽なものです。

最悪パスポートと携帯とお財布だけあれば何とかなる！と最後は開き直るのですが、そこまでには相当じたばたします。



明日からドイツ国内の3日間だけの旅行に行くのですが、それでもやはり旅行前症候群を発症している私。

今晩は嫌でも眠ってしまうくらい、今から体を疲れさせようと思います。









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