goo blog サービス終了のお知らせ 

eine Pause

ドイツで右往左往する関西のおばちゃんのお話。
外人を見たら逃げていた私がまさかのドイツ暮らしΣ(゜д゜lll)

ドイツにもいる大阪のおばちゃん「飴ちゃんやろか?」

2014-11-30 00:32:00 | 日常
先日電車の中で衝撃の出来事がありました。

それは4人がけの席でドイツ人のおばちゃん2人と一緒になった時のこと。

座ってまもなく、そのおばちゃん2人が話し始めました。

以下、私が聞き取れたドイツ語を脳内で関西弁に変換し、ちょこっと脚色を加えた内容でお送りします。  赤字は私の心の叫びです。



おばちゃんB 「あんた、この電車で間違いないん? 私ら、ちゃんと帰れるんやろな。」

おばちゃんA 「間違いないって。 なぁお姉ちゃん?(私に向かって)この電車、フランクフルト中央駅に行くやんな?」

私 「はい、行きますよ。」

おばちゃんA 「ほら見てみい。 大丈夫やったやろ?」

見知らぬ人にいきなり話しかけるのは、世界共通のおばちゃんの特性か・・・。



と、そこでおばちゃん、急に通路を挟んだ隣に母子連れがいることに気づく。

おばちゃんA 「飴ちゃんやろか?これ、ハッカの飴ちゃんやで。」

母親 「ごめんなさい。まだ小さいからハッカはちょっと・・・。」

おばちゃんA 「そうか・・・しょぼん(´・ω・`)  あ!あんたチックタック持っとったやろ?あれ出したって。」とおばちゃんBにチックタックを出させました。

いやいやいや・・・チックタックもミントやから・・・。 ちなみにチックタックはこれです↓


母親 「あ・・ありがとうございます(;^ω^)」

おばちゃんA 「ええって、ええって。」←満足気な表情。

うわ~ドイツでもおばちゃんは「飴ちゃんやろか?」って言うんや~




と、おばちゃんAの携帯が鳴りました。 どうやら相手はご主人のようです。

おばちゃんA 「今な、もう電車の中やねん。そやからあと30分位で帰るわ。晩御飯にジャガイモのパンケーキ食べたいから、じゃがいもの皮剥いといて。」 ブチッ。

おばちゃんB 「あんた、まだ食べるんかいな!?

おばちゃんA 「ジャガイモは別腹や。あっはっは。」

旦那に頼むのがジャガイモの皮むきなんていかにもドイツらしい。自分の言いたいことだけ言って電話を切るのもそっくりや~。



そして降り際、荷物をたくさん持ったおばちゃんBがゆっくり動くのを見たおばちゃんA 「あんた、足悪いねんし、もうちょっと痩せなあかんな。」

おばちゃんB 「あんたに言われたくないわ。」

ほんまや、あんたが言うか

と言うのも、おばちゃんAの方が明らかに太っていたのです。

自分のことを棚に上げて人にズバズバ言うのも大阪のおばちゃんっぽいです。




そして2人は仲良さそうにお互いを助けあいながら降りて行きました。

コートを脱がなかったので分かりませんでしたが、きっと二人共ヒョウ柄のセーターを着ていたに違いありません。

あのおばちゃん達、めっちゃ面白かったです




その日私は友人にオイルマッサージをしてもらった帰りでした。

その友人とは出身地が近く、お互いに地元にいる感覚で喋られるのでとても楽しいのです。

マッサージ後ランチに行っても、友人の子供も含めて3人でずっと大笑いしてたし、友人は自分のマッサージのチラシをお店に置いてもらえる(しかも店の人側から言ってもらえた)というラッキーな出来事もありました。

その楽しい気分のまんまで電車に乗っていたから、あんなに楽しいおばちゃん達と会えたのでしょう。

今度そういう機会があったら、私も会話に参加させてもらいたいと思っています。

その時に備えて、もっとドイツ語を磨かねば





ブログランキングに参加しています クリックして応援して頂けると、とっても嬉しいです
にほんブログ村 海外生活ブログ ドイツ情報へ
にほんブログ村


6 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
ツッコめない辛さ (reisemama)
2014-11-30 04:06:03
絶対その場におったら突っ込みたいよな。
あめちゃんにチックタックって、おばちゃんら子供やな
でも、そういう私も鞄の中には常にミントアメに時にはチックタック(オレンジ味やらマンゴー味やけど)入ってる。
そういや、以前亀さんと公園でピザテイクアウトしてランチしとったら、知らんおばちゃんが笑顔でやってきて、やっぱりうちら2人に、のど飴ちゃんくれた。世界共通な雨をあげる行為。

うちの村に全身(靴も鞄も帽子も傘まで)ヒョウ柄の「それどこで買ったんすか」と聞きたくなるドイツ人おばちゃんおるで。

いやー、この前は楽しかった。面白い事多すぎて、久々に顔のしわが増えたわ。(笑)
チラシも置いてきたで。来週マッサージの予約電話くれるらしいので楽しみにまっとこっと!
最初が肝心やからね。彼口コミうまそうやから、脇汗かきながら上手にマッサージせな。
返信する
>reisemamaさん (はいでぃ)
2014-11-30 18:14:15
そうやろ~。
めっちゃ会話に参加したかったけど、ドイツ語力がついていけないのが悔しかったわ。
しかし大人にわざわざ寄ってきて飴ちゃんくれるってすごいな。

全身ヒョウ柄!!
大阪でも全身はなかなかおらんやろ。
その人に会ったら、是非お願いして写真撮りたいわ。

あのレストランの人、典型的なイタリア人っぽかったけどくれぐれも変なことされないように気をつけてね。
返信する
こんばんは♪ (柚子)
2014-12-01 00:45:53
ふふっっ…楽しい時間を過ごされましたネ~
読んでいる私も楽しくなりました(*^_^*)
でもね、ちょっと身につまされましたよ…
なぜって、おばちゃんの特性、私あてはまるな~^^;
あめちゃん、バッグの中に必ず入っているし…

そうそう、あめちゃんという言い方、
関東でも浸透してきましたよ(^^♪
かわいらしくて好きです☆
私が持ち歩くのはカンロ飴です
ミント系も好きですが、喉飴はあんまり舐めません
ホントは夜店で売っているようなべっ甲飴が1番好きかも…
でもさすがにバッグに常備は出来ませんからね(^^ゞ
返信する
>柚子さん (はいでぃ)
2014-12-01 01:50:39
こんばんは♪
柚子さんも飴ちゃん持参派でしたか。
チョコでもガムでも良さそうなのに、なぜ飴ちゃんなんでしょうね。
私は持ち歩くのはミントのガムくらいなので、子供に「あげよか?」と言ったことはありません。

おぉっ、関東でも「飴ちゃん」て言うんですね。
関西はけっこう食べ物に“さん”とか“ちゃん”をつけるんです。
「おいもさん」「お豆さん」「おかゆさん」・・・。
カンロ飴しぶい!!
べっこう飴って屋台のマジックかもしれませんが、キラキラして綺麗ですよね。
返信する
あめちゃん (セツ)
2014-12-02 02:59:07
なんとドイツでもあめちゃん…、すごい共通点ですねぇ…!
私が育ったのは奈良県なので、そうあめちゃんをもらうこともなく育ちました。
知らん人には、あめちゃんもらっても付いて行ったらあかん!と何度も聞かされていたので、ある日どっかのおっちゃんに急にあめちゃんをもらった時は怖くて怖くて…(T ^ T)
家に帰って速攻捨てましたが。。。
大阪のおばちゃんは、そんなによく知らん子にあめちゃんをあげるのでしょうか…。

ちなみに、大阪に住むある友達は、いつもあめちゃんを持っていて、しょっちゅう私にくれるので、お返しに私も買わな、と準備していた時期もありました(笑)。

ドイツのおばちゃん達の会話、すっごく面白かったです~、ありがとうございました
( ´ ▽ ` )ノ
返信する
>セツさん (はいでぃ)
2014-12-02 04:16:15
同じ関西と言っても、奈良ではあんまり飴ちゃんもらわないんですね。
たぶん知ってるとか知らないとかあんまり関係ないんだと思います。
皆知り合いみたいな口調でいきなり喋ったりしますからね。
でもそういうのはドイツでもよくあるんです。
スーパーでも電車でも知らない同士が何の抵抗もなく普通に喋ってますよ。

そう言えばうちの母も「皆がくれるから、自分もお返ししないと・・。」って飴ちゃんを用意してました。
楽しんでもらえて嬉しいです(^O^)
返信する

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。