老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

初秋の風

2024-08-27 10:47:22 | 老人日記
      

画集を開いた。
まだ画集を持つても腰にくる。
ブログに載せる写真が無いから、画集を何冊か。


もう一週間も過ぎたのに、なかなか腰から痛みは去らない。

痛み止めの薬を朝、夕に服用。
最初は、痛くて立ったり座るにも時間がかかる。
机に手を付いたり夫に手を貸してもらい、やっと立ち上がる。

こんな腰の痛みは初めてだ。

病院に行く。
痛みをこらえて車椅子で検査を。

診察の結果は 「ぎっくり腰」だって。
なんとまあ簡単な名前。

それから一週間だ。
徐々に痛みは去ってゆくけれど、手を伸ばしても腰が痛い。
トイレに行くのも一苦労する。

家の中に杖を何本か。
寝室に台所に廊下に。
赤子がハイハイをするような動作だ。

ああ、何が起こるか分らぬ老体。

二~三日前からコルセットをして台所へ立つ。
まだ、まだ腰にくるけれど、食事に不自由をしている夫が可哀想だ。
少し無理をして、おかずを作る。

入浴にも苦労。
しかしこの暑さ。
痛くても痛くても歯を食いしばって汗が流れる程度の入浴。

今もコルセットを巻いてパソコンを打ってる。
何も出来ない事の苦しみ哀しみ、、、誇張じゃない。

硬い椅子でなければ、これ又、腰が痛くなる。
リクライニングの椅子に板を置き、固くし座る工夫をする。
うとうとと寝たりテレビを観たりし、一日が終わる。
本当は安静にベットで横になっているのが良いのかもしれない。
医師は安静にとの指示だけれど、ベットは夜だけで良いよな~。

杖を付き壁にすがりついて歩いていたが、そろそろと杖だけで歩いてみている。
特に左の太股が痛い。
そんな、こんな腰痛との闘いを繰り広げている。


     

中島潔の絵。
仔犬が可愛い。

     

この詩にぴったりの絵。
私の部屋にも西の風、北風が入ってくる。
初秋の風だ。
西窓のカーテンの揺れ、北窓からの屋島の緑。
目にはさやかだけれど、秋の気が満ちている。

中島潔の絵を観ているとやさしくなれる。
勿論、腰の痛みも忘れられそう?

一日も早く歩けますように。。。



     




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