老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

ポケモン  さがし

2016-10-04 10:35:32 | 俳句
             

      🍒    ヨット辷る残る暑さの瀬戸の海

日曜日、潮風をあびに港に散策に。
いつも使用をする駐車場の入り口に(満車)と書いたプラカードを持ったガードマンが立っている。めったにこんなことは無い。
日曜日だということもあって、さぬきマルシェが開催されている。そのせいか?
しかし会場とは少し距離が離れている。

   

駐車ができぬ夫を置いて先に港の周辺の散策に。
やっと気がついた。
ポケモンをつかまえに来ている人達がわんさといる。
ぶつかりそうになる人を何度も避けてガラスの燈台をめざす。

   

老若男女、老いも若きもポケモン探しに夢中のようである。
ここの防波堤の名前は(親水防波堤)である。
水に親しむ市民の憩いの場所。太公望もおれば、犬を散歩させている人も。自転車をゆっくり走らせている人も。
今日の主役はポケモンをつかまへにきている人々。

  

   レストランの入り口にも。

やっと、たどり着いた赤燈台の裏側の陰にも。
こういう日をポケモン日和と云うのかしら。

  

ポケモン雑感

     🍒    ポケモン探す目の血ばしれる秋暑し

     🍒    新松子ポケモンどこへ隠れたか

     🍒    秋夕焼ポケモンを追ふてどこまでも

     🍒    鯖雲やポケモン探す日曜日

     🍒    ポケモンを追ひ鬼の棲む紅葉山

     🍒    ポケモン追へば龍淵に潜みをり

     🍒    ポケモンよ今に雀がごと蛤に

     🍒    木の葉髪ふりみだしポケモンを狩る    

     🍒    ポケモン狩収穫の笑み秋晴るる

     🍒    ポケモン探す色変へぬ松の下

お遊びのポケモンの折込句。あくまで頭の体操。オソマツでした。
しかしこの流行はいつまでつづくのやら。
木の葉髪の方、ぶつかってきて無言で去った。
夫は駐車場に車を入れるのをあきらめて、私が散策している間車の中で待っていてくれた。
平和の日本の風景。
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