老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

参道に鳥獣戯画。

2024-09-04 11:19:09 | 老人日記
         


参道の普通は石畳と言うべき所。
何んと鳥獣戯画が彫られている。
そこを参拝の我々は踏んで行く。

        

少し躊躇をしながら私は通った。

色々なお寺さまがある。

これは、一年前くらいの事。

趣味の(色々な小物)を売っている店があると聞いたから目の保養に行った。

私くらいの年齢の男性店主が商いをしている。

まあ、趣味にに毛が生えたようなお店だけれど、センス良く商品を並べている。
余生をこんなかたちでおくる、生きがいのある生活に拍手をおくる。
そこで、ちょっとお茶をした。

そこを出て初めての町をぶらぶらしていて、お寺を見つけた。
そして入ったお寺の参道の小径が、鳥獣戯画を彫った石畳もどき。
もったいないか?

参拝者が楽しければ良い。

私も多いに考えさせられたり楽しんだりした。

あれから、一年以上が経つ。
今の体調だと、とても行けぬ。

腰にコルセットを巻き暑さとの闘い。
残る命は、いか程?なぞと、つまらぬ計算をしたりする、はちゃかめつちゃの、ゆきあたりばったりの日々だ。

こんなに体力の衰えを嘆いては駄目と、お裁縫でもと思うが何もやる気がおこらず、手芸の本を積むばかり。

       

今、我が家に咲いている唯一の花。

朝、夕の水遣りは夫が受け持ってくれている。
正直、助かっている。
如雨露の水を入れると重くて腰にくる。
一回、一回、痛い痛いと言う言葉を聴くのもいやだろうと思い口には出さぬが、立ったり歩きだす一歩が痛かったり、痛み止めの薬が手放せない。

小さな花が嬉しい。



      





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