老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

風呂に行こう

2015-10-02 09:17:46 | 俳句


秋の雨が続くと、風呂に行こう。
山が薄紅葉に染まりだすと、風呂に行こう。
蕎麦が食べたくなると、風呂に行こう。
紫陽花が咲きだすと、紫陽花道路を通り、風呂に行こう。
風呂好きの夫が、風呂に行くとき、私にかける言葉である。

風呂に行く時の専用の、袋を作った。
ベトナムだか、タイだかの布である。昔は ドンゴロス と言っていた織の目は粗いが厚手の布があった。そんな生地である。染めは、あちらの国の、日本の藍染めではないが、インディゴブルーの、私が好きな美しい藍色をしている。
あちらの国の染物や、生地を使った、日本人好みに服を仕立てて売っている店がある。
デザインが、好まれて、店は山の中腹で不便にもかかわらず繁盛している。
その店で、この生地を見つけ、切り売りで求めた。



縦が40センチ位。横が50センチくらいの、大きな袋で、風呂の着替えや、化粧バックが難なく入る。前には、財布や手帳が入る、大きなポケット。後ろには、携帯電話を入れるポケットを付けた。青い色の布をパッチして、ポケットにした。
付け紐は肩にかけれるように、長めにした。
遊び心で猫を袋に入れ、ゆらゆらとゆらすと、目をパチクリしながら、されるままになっている。



        せつせつと犬の遠吠後の月   葉

        ランタンを風ゆらしゆく十三夜   葉

        不知火やナガールシュナは蛇の神   葉          

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