老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

 句会報 が届く

2019-08-21 09:32:28 | 俳句

     

 

 < 境内で見つけた鷺草。鷺が羽を広げたような花。鉢植えなどにして、鑑賞をしている人が増えている。>

 

先生を迎えて行われた吟行句会の句会報が送られてきた。

 

先生が、句会で出句した吟行句。

 

     ☆     炎熱の石の沈黙充満す

     ☆     永遠に未完の石の灼くるなり

     ☆     雲の峰しんとしずかな四国にゐ

     ☆     残されし石のやすらふ夏木立

     ☆     これもまた無の形なり灼くる石

     ☆     石灼けて天下無双の涼しさよ

 

他に数句詠まれているが、私は先生の句と解っても理解がしがたい。

 

先生の句を一句も選ぶことができなかった。

そして私の句も一句も抜けなかった。

勉強は足らないとしか言いようがない。精進を重ねる以外しかない。

 

       

      < 檜扇の花   今の花も広い境内の隅でひっそりと咲いていた。>

 

もう来年の 「イサムノグチ庭園美術館リベンジ句会」の日程が決まった。想定外のなりゆきらしい。同じ場所で、即興にどんな句が出るか詠むかが、本来の実力だと思う。期待を大に。

 

先生の思いに沿った句を、事前に詠んできた句もあったと少し感じた事もあった。なぜか自分の考えを心の狭い嫌味な思いと深窓心理として覗いた気がし、自分を貶めると封殺をしていたのだが、、、、リベンジ句会ではまこと吟行の句が詠まれると期待をしている。

 

           天空へ無限石階のぼる蟻    陽子

吟行から生まれたが、独立をした句とした素晴らしい。

 

勉強、適当に遊びの合間に、、、楽しむよ~。

 

 

 

 

     

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする