はぎやまのりへいの日常

読書、映画、美術展、そしてキャリア教育。
好奇心と愛で書き綴ります。

Vol.202 ヴィヨンの妻―桜桃とタンポポ―

2012-04-14 20:07:50 | 映画


NHK BSプレミアムで映画「ヴィヨンの妻」を放映したのを録画してあったので、今日朝5時に起きて見た。

小4の長男が6時過ぎに起きてきた時がちょうど浅野忠信と広末涼子のベッドシーンで、ものすごい気まずい時間を過ごしてしまった。
時間的には本の1、2分なのだけど、すごい長く感じた。
仕方なく僕はiPadでずっと何かを調べてる振りをしていた。


タンポポの花一輪の誠実。


悩める放蕩夫と献身的な妻。
しかし、その献身には裏切りの影が付きまとい、本当は誰のための献身なのだろうと思う。

太宰本人をモデルにしたと思われる大谷。
太宰治は一生を悩むだけで終えたんだろう。
いくら才能があってもそんな人生は嫌だなと思う。

そんな感想を書く俺って、映画を内容で見るタイプだなと思った。
演技がどうだとか、演出がどうだとか、絵的にどうだとかあまり感じなくて、ずっぽり主人公に感情移入するようだ。

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