山の自然

身近な野山の花、虫や鳥たちの写真を撮ってます。それと農業も。

道中記

2009年09月15日 | ロハス
 


初日は、私から言うと従姉妹と途中から合流し、無理せず四日市で宿泊。

二日目はいよいよ諏訪ですが、朝目が覚めると雨が降っています。

諏訪大社に着くころには大雨。

折角来たのにと思いつつ、参拝しました。

しかし、御柱(おんばしら)にちょっとさわる事が出来、思わず身震いしました。

その日は、早めに宿へ。

そこに行くと、「おんばしらの角」があると言うので早速拝見です。



丸太にまたがり、房を持ち、縄に足をかけしがみつくそうです。

丸太に巻いてあった白い布には、薄黒く血の跡が沢山付いています。

男の勇壮な祭りだそうです。

写真右下の丸い木は、乳母白を切った物だそうです。

またもや・・・

2009年09月14日 | ロハス
先週末に爺ちゃんの「ちょっと・・・」病が発病しました。

「お~い、ちょっと行くか」今回は、諏訪大社と身延山です。

「御柱(おんばしら)」を坂から落とす「勇壮な祭をしているのが見たい」と。

また、両親と二人の姉を供養するため、身延山へと。

父には二人の姉がいたのですが、幼い時に亡くなりました。

両親も父が若いとき、早くに亡くなりました。

考えてみるて一番長生きしていました。

思いついたら吉日とばかりに、両親、父の姪夫婦と私達夫婦の六人で出発しました。

いただきもの

2009年09月13日 | 食品・材料・料理
山の師匠より頂き物です。

さあ、なんでしょう?

「うり」に似ていますね。

名前は「金糸瓜」または「そうめん瓜」と言います。

5月始めに種を播き、夏から秋にかけて収穫します。

食べ方?

輪切りにして、鍋に入れ湯がします。

湯がせたて中をほぐすと、細い麺状になったものが出てきます。

これをポン酢で食べます。

さっぱりと美味しいですよ。

大好物です。

「そうめん」と言うぐらいですから、「つゆ」につけてたべたらどうでしょう?

今度挑戦すことにします。





大失敗

2009年09月12日 | 農業


ちょっと山に行くのに間が開いてしまいました。

その間におくらさんは、あっという間に大きくなっていました。

大きい物は、なんと25cmからになっていました。

余り大きくなるととがった角の部分が堅くなって食べられません。

昨年もちょっと大きくなりすぎたオクラを食べたんですが、結構柔らかく食べることが出来ました。

と言うことで、ちょっとより大きかな?と思いつつ取って帰ったら・・・。

げんこつもんでした。

さすがに25cm、切ってみたら「堅かった」です。

こんな事なら、そのまま熟させて、来年用の「種」を採れば良かった。

ちょっと反省です!




でも、柔らかいところは、美味しかった!

口に入れると、種のプチプチ感にねばねば感。

スーパーで買うより、新鮮だし自然の力づよさを感じる「オクラ」でした。

ぼくは べいなす くん

2009年09月11日 | 食品・材料・料理
 

  
ぼくは、「べいなす」くん。

今年は、水不足でなかなか大きくなれませんでした。

僕たち茄子の仲間の原産地はモンスーン地域で、蒸し暑い日本の夏は大好きなんだ。

でもね、乾燥に弱いの。

畑に植えてもらっても、雨が降らないでしょ!

totoさん達は、毎日来れないでしょ。

まあ、自分たちで一生懸命、土の深いところまで根を下ろすの。

それと周りの草さん達が大きくなって畑の土の乾燥を防いでくれたの。

お陰でこんなに大きな実になることが出来たのよ。

男前でしょ! うっ? 僕は男の子? 女の子? ???

まあ、どちらでもええか?


と言うことで、楽長さんが早速料理をしてくれました。

僕をね、縦に8等分に切って、小麦粉のお化粧をしてくれたの。

油のお風呂に入れてくれ、気持ちよかったよ。

僕を唐揚げにしてくれ、この上に掛けている物はなにか分かるかな?

我が家特製の「みそだれ」だよ。

楽長さんが、冬に仕込んだ「特製手前味噌」に味醂をちょっと入れて作っているんだ。

さあ、食べてみて!

どう?美味しいでしょ!

美味しいに決まってるよ。

楽長さんが、山に来ると何時も声を掛けてくれるから、「超美味しい茄子になるように」って、僕も頑張ったんだもん。

ほほえまし

2009年09月10日 | ロハス
車に乗って走っいて、信号で止まったときでした。

女子高校生が、車から降りてきたのです。

お父さんに学校まで送ってもらったようです。

女子高校生が横断歩道を渡りきったときでした。

くるっと振り返ったとき、お父さんに手を振ったのです。

「にこっ」と笑って!

お父さんも笑顔で、車から右手を出し大きく振っていました。

思わず、私たち夫婦と娘は、「うふっふっ」。

何と仲の良いお父さんと娘なんでしょうか。

今の時代、「加齢臭がする」とか、「父親の物とは一緒に洗濯はしない」とか嫌われている代名詞のようなことを良く聞きますが、このほほえましい姿を見て思わず感激してしまいました。

このような親子関係の日本になるように願いながら。

完熟

2009年09月09日 | 農業


トマト大好きな私にとって、完熟トマトを食べることは、至福の時です。

今年トマトさんは、長雨でなかなか色づくのに時間がかかっていました。

ここのところの天気のお陰で、やっと完熟したトマトが採れるようになりました。

どうです?

この色、何ともいえないでしょう?

木で完熟したトマトの味は何ともいえない味がします。

このトマトは、イタリアントマトですが、これからトマトソースを作ります。

スパゲティーにこのソースを使うと、何ともいえず絶品です。


先日、来客時にお寿司を作ったんですが、このトマトソースを掛けて食べたら大変美味しかったそうです。

洋食だけと思っていたんですが、意外と和食にも合うようです。

一度、隠し味に使ってみて下さい。


つちのこ

2009年09月08日 | 農業



「つちのこ」発見です。

土のこと言えば、2000年に岡山県赤磐市で発見されたとかで、大騒ぎになりましたね。

テレビなどでも大きく取り上げられ、とうとう指名手配、その上懸賞金が2,009万円とか。

これで、「賞金はわれの物なり!」と言いたかったのですが、実は我が家で初めての収穫できた「ズッキーニ」さんでした。

毎年のように植えていたのですが、花は咲けども実はならず・・・。

今年も負けずに植えたところ、なんと4本も実をつけました。

花は咲くのですが、受粉できず実はなりませんでした。




長さは80cmを越え、太さも直径15cm越えです。

もう少し置いていた方が、太くなって良かったのかな?

と思いつつ、嬉しくてつい取って帰ってしまいました。

どんな料理にしようかな?

油炒めにしたら良いそうですが、ちょっと違ったレシピ知っている方がおられたら教えて下さ~い。

お待ちしていま~す。

ヒエ~!

2009年09月07日 | 農業
  
全景の写真では目立たないのですが、拡大すると良く分かるでしょう



このたんぼは、餅米を植えています。

公民館から来て頂いて、一緒に植えたたんぼです。

今年は、田植え後除草機を使い、タイミング良く草の処理が出来たのですが・・・。

梅雨が上がってから雨が降らなくなり、モグラの活躍で穴を開けられ、見事に干上がってしまったのです。

その結果、それまでポツポツだったヒエが、物の見事に二週間あまりで、たんぼ全域に、広がってしまいました。

本当に「ヒエ~!」です。

ちょっと目を離した結果が、この有様です。

早く取ってやらないと沢山種が落ち、来年が大変なことになります。

これを抜いてやるには、何日かかる事やら・・・。


総倒れ

2009年09月06日 | 農業
  
幹線道路沿いも、山の上の棚田も倒伏しています

  

   倒伏しているたんぼの上、中央の黄緑色部分が、我がたんぼです    なんとか自立している我がたんぼです


二週間ぶりに山へ出かけたのですが、道中の風景にビックリでした。

どのたんぼも稲が倒れてしまっているのです。

穂が垂れてから、強風にあおられてしまったそうです。

今年は、田植え時期に雨が降らなかったため、田植え後、たんぼを干すことが殆ど出来ませんでした。

その為、稲が何時も水が吸える状態だったので、横着をして根を深く張らなかったことが大きな原因だったようです。

品種は「コシヒカリ」を植えているのですが、肥料を入れすぎると倒伏し易くなると言われています。

いずれにしても、こうなると早く稲刈りをせざるを得なくなります。

今年は日照不足で、葉が色ずくのも遅れているのですが・・・。


我が家のたんぼは、どうなっているのでしょうか?

一部傾いたところはありましたが、ほんとんど真っ直ぐ踏ん張っていました。

実りの時期だったので、水を抜きたくはなかったのですが、穂が出だしてから傾き始めたので、慌ててたんぼの水を抜いてのです。

たんぼの耕し方が悪く水平になっていなかったので、水が無くなるのが遅れました。

そのお陰で、稲に必要な水を確保しつつ、水が無くなったいくため、一生懸命に下に根を張っていたようです。

周辺を刈った草しか入れていないので、粗食でいた事も幸いしたのでしょうか?



稲刈りまで後少しです。

さあ、太陽さんの恵みを一杯頂いて下さいね。

楽しみにしていますよ~。

安芸の宮島 5

2009年09月05日 | ロハス
美山本堂の奥に不思議な岩があると聞き、先に進みました。

「千満岩」と言い、岩穴の水は、満潮の時は溢れ、干潮の時は乾く、不思議な穴で水に塩分を含んでいるそうです。

行ったときは、干潮の時でわずかに湿り気があっただけでした。

それにしても、普通では考えられないことですね。

美山展望台まで後少しです。



頂上からは、瀬戸内海の島々がよく見えます。

少し、もやってはいましたが、下を見ると小さく「大鳥居」が見えました。

思ったより、きつい山登りとなりました。

広島平和公園と「平和のともしび」とが、この山で繋がっていたことを思うとここまで来て良かったと思いました。


世界から一日も早く戦争が無くなり、平和が来ますようにと祈りながら。

安芸の宮島 4

2009年09月04日 | ロハス
山頂へまでは2つのロープーエイを乗り継いで行きます。

いつものことで、風景を眺めている打ちに、写真を取り損ねてしまいました。

15分ほどすると到着です。

乗り場を降りると、野生の猿の親子がいました。

ここでも、餌やりが禁止されていて、厳しい環境下での子育てでした。



ロープーエイ乗り場から標高差120mくらいで山頂と聞きましたが、下ってから又野堀となり、実際は倍の高さはあるように思えました。

この弥山には、弥山本堂があります。

本堂は、今からおよそ1,200年間絶えることなく燃え続ける火がありました。

「消えずの火」と言い、広島市の平和公園内にある「平和のともしび」に合火されているそうです。

安芸の宮島 3

2009年09月03日 | ロハス
客神社(もろうどじんじゃ)をお参りした後は、海だけでなく山にもとロープーエイで登ることに。

腹が減っては戦は出来ぬ?腹ごしらえです。

ロープーエイの登り口まで歩いたのですが、鹿の親子に出会いました。



鹿と言えば、宮島には多くの鹿がいたように思ったのですが・・・。

多くなりすぎ、個体調整のため餌を与えることが禁止され、大幅に減っていたのです。

人間がよかれと思って餌付けしたことが、自然の体系を崩していたようです。



安芸の宮島 2

2009年09月02日 | ロハス


神社入り口から回廊を通り、客神社(もろうどじんじゃ)にお参りします。

ここには、天忍穂耳命[あめのおしほみみのみこと]・活津彦根命[いきつひこねのみこと]・天穂日命[あめのほひのみこと]・天津彦根命[あまつひこねのみこと]・熊野櫞樟日命[くまのくすびのみこと]の5男神が祀られているそうです。

天忍穂耳命は、天照大神の長子で、農業の神です。

天穂日命は、天照大神の子で、農業の神です。

天津彦根命は、日の神、雨の神、風の神、火難除けの神として崇敬されています。

農業をしている私には、おおいに関係のある神様ばかりです。

何か導かれたようです。

安芸の宮島 1

2009年09月01日 | ロハス


平和公園へお参りが済んだ後、ユネスコ世界遺産に登録されている宮島に、出かけました。

しかも、海からクルーザーに乗って。

本当は、船に弱いんですが・・・。

揺られると、気持ちが悪くなりすぐに船酔いをしてしまうのですが、今回はなぜか酔うことなく、無事宮島に到着しました。

それにしても気持ちの良い40分ほどのクルージングでした。




今まではこのような位置から、見たことはありませんでした。

この鳥居は、やっぱり大きいですね~。

人が蟻のようにみえます。

高さ約16.6m、棟の長さ24.2m、主柱周り9.9m、総重量は約60tもあり、根元は海中に置かれているだけで、自重で立っているそうです。

この大鳥居が出来たのは、平安時代と言われています。

平安時代、重機もなく海の中にこれだけの物を建てたものです。

先人の知恵には、感心します。