山の自然

身近な野山の花、虫や鳥たちの写真を撮ってます。それと農業も。

おもちつき

2009年01月10日 | こども
昨日、保育園に出向きお餅搗きをしてきました。
午前7時半頃から準備を始めたのですが、園児達は興味津々でかまどの近くに・・・。
先生に促され、安全な場所まで後退です。
クラスごとに椅子に座っていきます。
先生との元気な挨拶。
お正月のクイズをしたときでした。
先 生 「お正月に始めて見る見る夢はなんでしょう?」
園児1 「初夢」
園児2 「一富士、二鷹、三茄子」
なんと難しいことわざを知っているのでしょうか。
おじいちゃん、おばあちゃんと一緒に生活をしているのかな?

先生から紹介を頂き、園児達に餅米についての話を始めましたが、話し始めると真っ白。
説明は堅く、見本に持っていた精米したお米は、分かりぬくくやってみて分かると言うお粗末さ・・・。

気を取り直して、「さあ~」お餅つきの開始です。
蒸したお米を臼に移し、こねます。
二人でこねていきます。
引き続き二本杵で交互に搗きます。
ある程度お餅になってから、いよいよ園児達の出番です。
園児の可愛い手で杵を持ち、男の子も女の子も「ヨイショ」、「ヨイショ」と搗いていきます。
初めての子供達ですが、一生懸命に搗きます。
お餅の真ん中に「ポッテン」、「ポッテン」いい音がします。
最後に大きな杵でまとめると「はなもち」が出来ました。
搗いたときに空気が中に入り、風船のようになります。
これが出来ると「縁起が良い」と言われています。
今年は保育園にきっと良い事が沢山あることでしょう。

今度は、お餅を切って貰って、小さな手で丸めていきます。
沢山、沢山丸めていきます。
地域の親子さんも飛び入り参加です。

きな粉をまぶしてのお餅をおやつに、お餅の嫌いな園児もみんな「ペロリ」とたいらげてくれました。
なんと嬉しいことでしょう。
もの作りをしているもにとって最高のご馳走です。

最後は、保育園の先生達も杵を持ってお餅つきの体験です。
お餅つきにはまってしまった先生達でした。
お餅つきの合間には、伝承遊びの「独楽回し」、「羽子板」、「カルタ」遊びなど盛りだくさんでお正月を楽しみました。
「獅子」のかぶり物で園児達と園庭を動き回っているのはなんと園長先生です。
園長先生を始め情熱一杯の熱い先生方、元気いっぱいの園児達と明るくアットホームな保育園でした。

大きくなったときにこの保育園での体験が生かされるといいですね。
子供達は無邪気で、元気で生き生きとしています。
今まで色々なところでイベントなどに参加させて頂いていますが、今回は今まで以上の「パワー」を頂きました。
これからの日本を背負う子供達。
元気よく、物事にこだわらず、のびのびと大きくなって欲しいものです。

いずれにしても、園児達だけでなく、私たちも楽しんで元気を沢山頂きました。
本当に有り難うございました。

追伸:山の神の楽長の談話です。
   実は、園児にとてもショックなことを言われたそうです。

   toto  何をそんなにしょげているの?
   楽長  実はね、・・・。
   toto  どうしたの?」
   楽長  「おばあちゃん」と言われたので黙っていたの。そしたら「おばさん」と言われたの。

   どうもまだ若いつもりで「お姉さん」と呼んで欲しかったようです。
   実際に「おばあちゃん」なんですけどね。女性はいつまでたっても若くいたいんですね。

   でも、今の子供は、大人の心理を良く読んでいます。