酒田港女みなと会議の総会が行われた。酒田市の副市長に表敬訪問し、山形新聞のインタビューを受け、リサイクル施設の見学の後、港湾事務所の「みずほ」で、赴任されたばかりの港湾事務所長のお話を聞く。これは操舵室。
酒田北港の船溜まりから出航する。地図の右側で説明をして下さっているのが所長さん。
連日の寒い日々とは打って変わって、ベタ波の港内である。
月山が綺麗に見えた。ただ頂上付近の雲が邪魔をして、全容を隠している。
防波堤の隙間から、外洋へと出る。こちらでも波はさほど高くなかった。水辺線に飛島が見えたが、目線の位置が低いため、本当に小さな島に見えた。
船尾に出て、鳥海山を撮す。風が心地よい。
防波堤の上に並ぶ白い点々は、ウミネコである。所々に見える黒い点々は、カラスだろうと思われる。のどかな5月の海である。
船内からカメラを向けると、窓ガラスに光が反射して、邪魔者が写る。ここはまだ外洋である。
鳥海山がとても美しかったが、これも山頂の雲に邪魔をされた。
タグボートに曳かれて船の形をしていない作業船が移動している。
左側に白灯台をかわして酒田本港内に戻る。
これはケーソンを作っている施設で、青色とピンク色の2基があった。この青色のは富山県から持ってきたらしい。ウインクした右目の上に「立山」の文字があった。
ケーソンって何?ケーソンは防波堤のキットである。コンクリートの箱を造り、海に浮かべて現場まで運び、所定の位置に沈める。そうして防波堤は延長されていくのである。
ピンク色のは載せないの?との要望があったので、載せてみた。
前方に月山が見える。双胴船の飛島丸の横の建物は海洋センターである。屋上に着いていた丸い展望台は耐震に不利だとの理由で撤去され、ただの普通の建物になってしまった。この横に「みずほ」は着岸する。船内は汗をかくほどの暖かさだったが、甲板は心地よかった。久しぶりの好天だ。
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