工業高校の実習以来の、テストピースの破壊試験に立ち会った。
コンクリートミキサー車1台毎にテストピースを作る。円柱の器具にコンクリートを1/3づつ入れ、規定数棒で突く。11月25日に作った物を今回破壊試験する。俗に言う3週強度でコンクリートは固まってから3週間以上経たないと、本来の強度は出ない。
これが圧縮試験機。コンクリートは圧縮に強く、鉄筋は引っ張りに強い。それの良い所取りをして、鉄筋コンクリートにする。
テストピースを設置。うぐぐぐと重さを掛ける。
破壊が始まると、そこで針の動きが止まる。
高校生の時は、粉々になるまで行って遊んだけど、試験場の試験官は、「床が汚れるから。」と止めた。圧縮を受けたテストピースには、無数の亀裂が入っている。
このまま重さを加えると、円柱の中央部分から崩れて行き、まるで砂時計のような形になるのだが。
普通のテストピースの他に、小さいのがあった。モルタルで出来た物だそうだ。何故かこんなのの数があると、欲しくなる。テストピースも庭の花壇造りに良いだろうなと思う。
流石にほんまもんの試験官サンならクラックが入った瞬間を見逃さず
てきぱきと そして淡々と業務をこなすんでしょうねぇ( ̄ー ̄)