酒田みちみらい女性の会で、高規格道路新庄酒田道路の酒田寄り「余目酒田道路」の見学に行く。供用開始を前に舗装が終わり、これから防雪柵や照明、カメラなどの設備工事が始まる。
供用されるのは、新堀ICから、酒田東町ICまでの区間である。この酒田中央JCTがくせ者で、酒田に入るのだからとJCTを降りると、有料の日沿道に突っ込む仕掛けになっている。最も注意しなければならない場所である。
ともかく、酒田市内に入るには、どこまでも真っ直ぐに進めば良い。
国交省の車に同乗し、新堀ICから庄内中央大橋を渡る。橋は道路よりも先に完成している。ここには防風柵はない。
橋の上。抜群の背景である。
次に大宮ICに移動する。
現場の責任者から詳細を伺う。思えばいつも道路の現場見学は雨にたたられていた。それを挽回するような秋晴れである。2社の新聞社が同行する。
青い橋が庄内中央大橋。
設備の工事が行われている。
路肩に面白い物を見つける。
瓦を砕いた物である。草が生えづらいと言う業者からの意見で、実験的に敷き詰めている。酒田が始めてらしい。建築廃材のリサイクルにもなるが、草が生えない証明が出来ると、様々な所に用いられると思う。
これは酒田方面。ラインも中央分離帯もまだない。
JCTの工事
JCT南側
横を走るのは、旧来の酒田松山道路。
JCT北側。酒田松山道路は高速の下をくぐる。
様々な疑問をぶっつけてみる。この後国交省酒田河川事務所に戻り、さらに詳しく意見交換を行う。
橋の上にはフェンスはなかったが、旧道と立体交差をする部分にはフェンスが設けられている。落下物を防ぐ目的だそうだ。
ガードレールのボルトが前後で太さが違う。車の衝撃に耐える為、こんな工夫がされているのだそうだ。土木も面白いと思う。
橋と道路のエキスパンジョイント。夏と冬では、この差が大きいと言う。どれだけ夏に伸びるのかは教えて貰えなかった。橋の長さにもよるそうだが。
市内に入って酒田バイパスまでの道路も拡張工事に入っている。ただしオトナの事情で供用までには間に合わないそうだ。
それに併せて、酒田バイパス自体も、東大町交差点付近を拡張している。何の工事だろうと思ったらこの高規格道路の供用の為だと協力して欲しい。
開通は平成27年11月14日(土)だそうだ。
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