地方の道の駅で、産直のコーナーにある水煮のネマガリダケやゼンマイが、中国産だった事にはもう驚きもせず、袋の裏を読む癖がついてしまった。山菜や採りたての野菜も、「誰さんの畑からです。」と、名前が付いている物を選ぶようになった。田舎にいる特権で、産直の物が買えたり、山菜や魚を貰えることに喜びを感じている。
正直言うと、現在の我々はどうあがいても自給率100%の生活は出来ない。国民食と言われるカレーでも、その香辛料の多くは外国産だ。島国だから当たり前だと思っている魚介類の多くも、ロシア、カナダ、チリ産と国際色豊かだ。日本海の湊町酒田では地物の魚は結構高いが、それでも買える。辺りを見渡せば庄内米を育む平野に囲まれている。ここで生涯を過ごそうとすると、他の土地よりも治産地消で賄える環境にある。それでも農家の行く末は、決して楽観的ではない。農家の方々の高齢化に後継者の不足、聞く所によると田んぼの3枚に1枚は減反の目に遭っていると言う。
昨日のBS1の番組に、酒田の平田牧場の新田社長が出られていた。平田牧場では、三元豚を始めとして、庄内豚の生産を多く手掛けている。庄内は豚肉の歴史があり、先代の会長はたった2匹の豚を飼う事から現在の平田牧場を大きく成長させた。なるべく安い飼料を使いたいと中国に産地を求め、酒田港から中国の黒竜江省へ繋がる海上シルクロードを確立させた。その平田牧場が、中国の穀物や飼料の高騰を受け、なるべく地元で飼料を調達出来ないかと考え、休耕田に飼料用の米を植える事を提案した。勿論、飼料用だから普通の米に対しては買い付けは安い。しかし一度稲作を放棄した田んぼ復活させる難しさや、畑や大豆を植えてもなかなかうまく行かない事を考えると、思い切って飼料用でも稲作にするメリットはあるのかも知れない。またトウモロコシで育った豚より、米で育った豚は、白肉(脂身)が甘くサラッとして、なかなか美味しいのだそうだ。
将来の食糧を考えると、ベジタリアンであれば、最も多くの人に食料を分配出来るのだという。鳥であれ豚であれ、草や飼料が必要になり、コストが掛かる。牛肉はその最たるものなのだそうだ。我々がこれからなすべき事は何なのか。取り敢えず、少しづつ生活を変えて行かなければならない。
正直言うと、現在の我々はどうあがいても自給率100%の生活は出来ない。国民食と言われるカレーでも、その香辛料の多くは外国産だ。島国だから当たり前だと思っている魚介類の多くも、ロシア、カナダ、チリ産と国際色豊かだ。日本海の湊町酒田では地物の魚は結構高いが、それでも買える。辺りを見渡せば庄内米を育む平野に囲まれている。ここで生涯を過ごそうとすると、他の土地よりも治産地消で賄える環境にある。それでも農家の行く末は、決して楽観的ではない。農家の方々の高齢化に後継者の不足、聞く所によると田んぼの3枚に1枚は減反の目に遭っていると言う。
昨日のBS1の番組に、酒田の平田牧場の新田社長が出られていた。平田牧場では、三元豚を始めとして、庄内豚の生産を多く手掛けている。庄内は豚肉の歴史があり、先代の会長はたった2匹の豚を飼う事から現在の平田牧場を大きく成長させた。なるべく安い飼料を使いたいと中国に産地を求め、酒田港から中国の黒竜江省へ繋がる海上シルクロードを確立させた。その平田牧場が、中国の穀物や飼料の高騰を受け、なるべく地元で飼料を調達出来ないかと考え、休耕田に飼料用の米を植える事を提案した。勿論、飼料用だから普通の米に対しては買い付けは安い。しかし一度稲作を放棄した田んぼ復活させる難しさや、畑や大豆を植えてもなかなかうまく行かない事を考えると、思い切って飼料用でも稲作にするメリットはあるのかも知れない。またトウモロコシで育った豚より、米で育った豚は、白肉(脂身)が甘くサラッとして、なかなか美味しいのだそうだ。
将来の食糧を考えると、ベジタリアンであれば、最も多くの人に食料を分配出来るのだという。鳥であれ豚であれ、草や飼料が必要になり、コストが掛かる。牛肉はその最たるものなのだそうだ。我々がこれからなすべき事は何なのか。取り敢えず、少しづつ生活を変えて行かなければならない。
なんて、贅沢な響きの豚でしょう!
私の住んでいる所は、cakeさんの所よりうんと田舎です。周り中田んぼと畑だらけです。海の物や山の物や畑の物を戴く機会も多いです。本当にありがたいことです。先日はワラビをたくさん戴いて、大皿いっぱいに盛り、生姜を山のようにすりおろして二人で食べつくしました。なんて、贅沢なんだろうと思いました。
我が家の裏に雑地があって、義父のお手伝いをしてくれていた人がカボチャの苗を植えました。今年は私も何か苗を植えてみようかと思います。
お酒の苗とかあれば良いのに…
とっくり状の実がなって、中にとぷとぷとお酒が入っていたら、もう嬉しくってたまりませんね。
今朝、S氏からワラビを貰いました。日曜日に沢に釣りに出かけてワラビを多量に釣ってきたのだそうです。ん?
今日はまだアクが抜けていないので、食べるのは明日になりそうです。この時期のワラビは美味しいですよね。私も生姜醤油が大好きです。先日、ほんの少しだけ料理になっていた蕨のタタキを食べました。味噌味でした。これだったら、両親も食べられるかなと思いました。
廻りに旬の食べ物があるって、本当に贅沢ですよね。
何かと思いましたら<平田牧場>でした
並んでまでトンカツ食べなくても・・・
次の日TVで紹介されていて
ちょっと悔いが残りました
<豚の餌が米>って
手をかけ大事にお米を育てた世代の人が聞いたら・・・
それでも田んぼを荒らすよりは
ずっと良いですよね
私は残念ながら見つけられませんでした。<真面目に探した?
ここの三元豚は、普通の豚肉とはまったく味が違います。
今度一度試して見て下さい。
酒田のここの系列のお店で、トンカツ定食と言うのがありますが、キャベツの千切りとご飯は、幾らでもお代わり自由だったと記憶しています。
お幸さん、安心して下さい。人間が食べるお米と飼料の米では、米の種類が全然違います。飼料用の米は痩せていて歪(いびつ)でした。量が沢山取れるのかも知れません。屑米が出来ても、等級が下がる心配もありません。
他の人の話では、落ち穂を食べたカモの肉が、とっても美味しくなるのだそうです。豚もきっとそうだろうと言う事でした。
米が「優」で、芋が「劣」の日本と、その反対のイギリス。ちなみにとうもろこしが、長年家畜の餌として生産されていたこの国で、ケンタッキーフライドチキンに付いてくるコーンの人気がイマイチであることにも気付きました。
「先入観が食生活を貧しくするんですよ」そう言って、養豚家がお米をぶたさんに食べさせたかどうかは不明ですが。何でも、今まで人が考えもしなかったことを初めにした人に感謝です。お米を食べて育ったぶたさんがおいしいなんて、すごい発見!
世界で初めて「おい、あのわたわた地面を走り回っている鳥のおしりから出てくる硬いもんをゆでて食べようぜ!」って言って実行した人のおかげで、我々はゆで卵が食べられるんですよ。(って、みなさん考えたことおありですか?)
皿に挽肉の炒め物を入れ、上にマッシュポテトを載せてオーブンで焼く料理でした。あ、小麦がメインでなくてジャガイモなんだと感じました。
なるほど、イギリスでは芋が主食だったんですね。トウモロコシが飼料ですか。日本では米が主食ですが、他の国では野菜扱いの所も沢山ありますね。自分達の基準で考えると、思いつかない事ってあるんですね。
Andiさんのわたわた走っているものが、ゆでたまごに結びつくとは思いませんでした。わははは
最初は殻付きのまま焼卵にして失敗したのでしょうね。
私は、最初にキノコを食べた人を尊敬します。山菜もそうですが、毒のある物と、美味しい物をより分け出来た事にも驚きます。
私は、この「自給率」と言うタイトルで、田舎に住んでいるから有り難いと書きました。ところがあの米パニックがあった年、たった1年不作だっただけで、タイ米付きでないと米が買えない騒ぎになりましたね。米所と言われた庄内でも、やっぱり不作で米がない状態でした。幾ら田舎に住んでいようと、獲れない物は買えない訳ですから、yukacanさんの仰る通り、ジワジワと感じる飢えの恐ろしさは、想像出来るのだと思います。せめて窓辺のプランターに野菜でも植えますか。そんな気持ちになります。
4年ほど前から作付けが始まり、現在200-300軒の農家で行っているとのこと、減反の田んぼの活用としては良い方法だと、堀さんはインタビューに答えていた。