無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

龍澤山善寶寺

2014-01-04 14:39:51 | 社会

2日午前中、鶴岡市大山にある善寶寺(ぜんぽうじ)に姪と二人で初詣に行った。龍澤山善寶寺は、裏山の龍神さんの池にいる人面魚が大いに有名になり、沢山の見物客が押しかけ、急遽作った人面魚饅頭も持て囃された時期があったが、流行はいつかは廃れるもので、人面魚を観る客は少なくなった。それに反比例して人面魚の数は、エッと驚くほどに増えている。

実は、この善寶寺は船乗りの守り神として、全国から海運関係の人達がお参りに来る有名な寺院である。境内の中の施設(建物)の数も多い。庄内に住む者にとって、羽黒山と違い、あまり歩かなくても済むと言う点では、楽にお参り出来る。神社ではないのだが、初詣の参拝客は多い。参道に並ぶ露店の数も多いし、賑やかである。

普段は扉を閉めている五百羅漢堂が開いていた。中に入ることは禁ずると書いてあったが、写真を撮るなとは書いておらず、ちょっとだけ撮してみる。羅漢さん達は左右に同じ数だけ並んでいるようだ。賽銭箱が入り口からちょっと離れた位置にあったので、箱の口をめがけて賽銭を投げたが、うまく落下せずに奥へ転がってしまう。姪はと言うと、投げた硬貨が、箱に当たって跳ね返ってきた。どうやら受け取りを拒否されたようだ。

駐車場に車を入れた辺りから、雪が降ってきた。山門をくぐって、階段を一気に登る。

これは香を焚いている所である。山門前の手水舎で作法通りに手を清め口をゆすごうと思ったら、水がちょっぴりしかなく、しかも水の中に硬貨が沈んでいたので、ゆすぐ振りだけした。何だかなと思った。そんな作法は神社だけなのだろうか。

ここが本殿である。中は祈祷の真っ最中だった。

カメラを右に振ると、入り口と売店が見える。

いつもは本殿だけお参りをしていたが、今回は五百羅漢堂を皮切りに、本殿の後ろに龍王殿なるものを発見し、渡り廊下を横切って入ってみた。

一つの建物に、入り口が2つ並んでいた。屋根の形が綺麗だった。

と言う説明の立て札があった。各々お参りをする。

奥の石垣が、これまた綺麗だった。

「狛犬を撮さないの?」と聞かれたが、狛犬にもびっしりと硬貨が張り付いており、俗ぽくて嫌だった。

売店に行ってみた。熊手や鏑矢、おみくじ、お札が並んでいた。

階段を降りて、弥勒堂でもお参りした。この善寶寺に来るには、細かいお金を沢山準備しないと来られない事が判った。

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