題名とは無関係の台湾のパイナップル入りチョコ。
酒田市内でも、台湾産パイナップルを買えたと言う話あり、実に羨ましい。
蛇足:現在台湾では、「おしん」を再放送中だそうだ。
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さて、本題の昨今のTV事情であるが、殆どTVを観ていないので事情も何も判らない。
唯一観ている(?)朝ドラのおちょやんは、現役時代の浪花千栄子さんを観ている年代では、軽すぎで何かが違う。
千栄子さんは、ラジオにも出演していたし、早口の浪速弁でも滑舌が良くて、とても聞き取りやすかった。
今回の主役は、台詞が聞き取りにくい。私が老化現象を起こしているのなら、それはそれで仕方が無い。
なら、古いドラマはどうかと言うと、BSでおちょやんの前に放送されていた「澪つくし」は、原作者のジェームス三木のとある発言で、観る気を無くしていた。
過去に流された深夜のトーク番組で、生前のジェームス三木が語った芸能界の枕営業の話、若い女優は役を獲得する為にナンボでも行うと曰った。
聞き手の女性アナウンサーが「えっ、あの澪つくしの女優さんも!」の問いに、「そうだよ。」との返事。
そこまでしなければ取れない役なのか。恐れと不快と落胆で、芸能界で生きるのは容易いことではないと知りつつ、なんだかなぁと思う。
さて、3月の末は、TV界では番組編成で忙しい。何年ぶりかでTBSの感謝祭を少しだけ観た。
見事に、若い出演者達の顔と名前が判らなかった。お笑い芸人も俳優陣も、さっぱり判らない。
判らないと、面白くないので、また観なくなる。そんな悪循環が続きそうだ。
話は変わって、上の文を下書きして放置後、ニュースが飛び込んできた。
脚本家の橋田壽賀子氏の死去の知らせが、TVニュース及び山形新聞の一面に報じられた。1925年生まれ、私の母と同い年だったのか。
山形新聞が特別の枠で彼女の死を悼んだのは、NHK朝の連続ドラマ「おしん」が、山形県に与えた影響の大きさだからだろう。
明治から大正昭和を生き抜いた女性「おしん」はドラマでの最高視聴率を記録し、海外でも放送され評判を呼んだ。
酒田も例に漏れることなく、貧乏な生活の口減らしから、大店に奉公し教育を受けさせて貰う幸せだった少女時代の舞台として注目を受け、国内外からロケ地観光客が訪れた。
「おしん」が面白かったのは、俳優陣の奮闘もしかり、優れた脚本のおかげだろう。
素晴らしい仕事をして頂いた。心からお礼と追悼を申し上げたい。
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