19日の宵祭りが日曜日だったこともあって、土曜日から4日間も祭り状態が続いた気がする。21日は事務所は通常運転に変わっていたが、朝早くに聞き慣れた車の音とパンパンと言う音に驚かされ、祭りだと再認識する。聞き慣れた音とはゴミの回収車のモーター音で、パンパンとはゴミ袋が圧縮されてはじける音だ。場所が場所だけに交通規制もあり、その前の一仕事なのである。残念なことに、そんなに早くゴミはまとめていなかった。最近は湿気が多く暖かい日が続いて、生物の腐りは早い。食べるのを楽しみにして取っておいた甘夏は、2個が合体して「南方先生、見事なペニシリンが!(JIN仁・風味)」に変わったのもつかの間だった。金曜日まで保たせたら、どれだけ増殖することだろう。
いつも通るメイン道路が塞がっているので、そこを横切り車を走らせる。すばやく左右を確認すると、人の出はめっきりと減っていた。午後になれば中間テストを終えた学生達が集まって来るだろう。鶴岡の現場に向かったが、こちらの祭りは25日で、露店の為の電気工事が終わっていた。
酒田の祭りは3日間もあるので、3日間とも晴だった事は珍しく、何十年も生きてきたが数える程しかない。酒田の祭りが晴れると鶴岡の祭りは雨だと言われてきた。またその逆もありで、双方とも晴れだった年はあったのかしらと思うほどだ。日付の配列もあるのだろうが、両市民の対抗意識も無いわけではない。酒田祭りは19日に少し雨が降ったからねと伝えておきたい。
酒田祭りが終わると、季節は初夏に向かう。
19日の「前祭り」、20日の「本祭り」・・・・というようなカンジで・・・・
で、今はどうか実のところ定かではありませんが、5月21日は市内の中学生の「体育大会」になっていました。中学時代は『何も酒田祭りの「裏祭り」の日にやらなくてもいいんぢゃないん?』と思ってましたが、会場が光ケ丘陸上競技場なもんで、天気が悪くない時は帰りにちゃっかり帰り途中に、日和山公園から中町にかけて祭りの出店に寄りながら帰った・・・・という記憶があります。(今からン十ン年前の昔話ですけどね・・・・)
私や当時は運動部ではなかったんですが、吹奏楽部やってまして、毎年、「開会式等のマーチング要員と、ブラバン応援部隊」での参加でしたがね。
で、昔の「酒田まつり」の正式な名称は「酒田山王祭」だった、という話は、以前のCakeさんのこのブログにありましたんで参考にしてください。
http://blog.goo.ne.jp/habanero-hu/e/dbb94b73fa11f272f5218c805c81252c
酒田には「日枝神社」が2つあります。浜田と日吉町の2か所ですが、浜田の方が「上(かみ)の山王さん」で、一般的に知られている日和山公園直近ンの方が「下(しも)の山王ん」と呼ばれています。
昔は子供心に、なんで山の上にあるのと、こっちの方が有名(?)なんだけど、なんでこっちが「下(しも)」なんだろう???と素朴な疑問を持ってました。
実は、この界隈の「地名の付け方」に答えがありまして、「鳥海山に近い方が「上(かみ)」遠い方が「下(しも)」だったんですね。(わかりやすい例に上安田・下安田、がありますね。)これが解るまで、けっこう長い間すっきりしないな、と思う所がありましたよ。周りに訊いても解らないんだから・・・・
話が脱線しちゃいおましたね。
いちばん言いたかった事は、「裏祭り」であって「あとのまつり・・・・」ではなかった、ということなんです。
本祭りに行けなくても、祭りに行き損ねて悔しがってもあとのまつり・・・・にならずに済むのが良いね、って言いたかっただけなんでしたがね。
・・・・Cakeさんの出店の「お面」の写真ですが、これって結構「時代」を反映しますよね。
「初音ミク」のお面が出てる・・・・!!
(※これも先ほどのCakeさんの以前のブログ内に説明がありましたね・・・・)
WikiPediaで「日枝神社」を見ると、比叡山麓の「日吉大社」が出てきて、「日吉大社」を見ると、ここで、「日吉(町)」「日枝(神社)」「山王(祭)」というふうに、酒田まつりに関連する名前に繋がりがあるのが解ります。
興味のあるかたはWikiをご覧くだはい。
お天気も、そんなに悪くもなく無事に済みました。鶴岡の天神祭も良いお天気で、きっと沢山の人が出たでしょうね。日曜日と重なるのは嬉しいものです。
私も子供の頃は、上台町に住んでいたのですが、なぜ高台にあるのが下台町で、低い方が上台町なんだろうと不思議でした。日枝神社もそうですね。それは、天皇陛下のお住まいに近い所が上なのだそうです。長い間、京都がお住まいでしたから、京都が上方と呼ばれていました。現在は東京ですが、東京に行くのがJRだと上りになりますね。どうみても同じ距離の場合はどうなるのでしょうか。それはまだ考えたことがありません。
宮野裏の日枝神社は、元々の酒田の日枝神社ですね。なかなか行く機会がなくて、酒田祭りの時もきっと賑やかだと思うのですが、遊ぶことに夢中で日和山公園界隈で騒いでいました。酒田市も合併しましたから、もっと市民の為の祭りに仕上げたら良いのかなと常々思っているのですが、神事を外す訳にはいかないのでしょうか。
祭りの屋台も、年々変わりますね。お面も昔とは大幅に変わっていますね。初音ミクどこにいるんだろう。私はナメコが出ていて驚きました。
左から3列目の下から3・4個目がそれだと思ってたら、色は似てるんですが、微妙に違いますね。
(初音ミクの場合、ツインテールですが、髪飾りが角型で2つある・・・・筈でした。)
実は、初音ミクのお面は、先日、角館に行った際に実際見ておりまして、その時の印象と、たまたまこのページを最初に見た時が、「ガラケーのフルブラウザ画面」で小さかったので、勘違いしたようです。