次にもりおか啄木賢治青春館へ行く。
この建物は、第九十銀行本店本館として、明治43年に、盛岡出身の横濱勉氏設計により建築された。外壁のタイルも痛んできたので、張り替えをするつもりで剥がしたら、それはタイルではなく、タイルレンガっだったことが判明し、張り替えを中止した。一部を剥がしたまま、下地のレンガが見える状態で保存されている。雨が酷い場合は、上からロールカーテンでカバーするのだそうだ。
入り口脇
こちらは別棟で新たに建てられた部分。2階が繋がれている。1階にはトイレがあった。
入ってみる。個室のFixの縦長のガラスには、赤いカッティングシートが貼られて目隠しになっており、室内が赤い。
本館の1階内部である。漆喰仕上げの壁天井が綺麗である。
銀行のホールで建てられたが、やたらと柱が立っている。
その柱の説明。2階が講堂になっているため、荷重を支える柱である。
カフェやお土産コーナーがあった。
宮沢賢治
暖炉
暖炉の上の花が、いかにも秋らしい。啄木の写真と共に。
金庫室脇の応接室。現在は映像が流れるAVルームになっていた。
階段に敷かれた赤のカーペット。一枚一枚、金具とバーで固定されている。昔は張るだけでなく、こんな仕掛けをしていたんだ。これなら取り替えが楽だと思った。
階段室
案内をして下さった方が、この建物の向かいに、内装工事で入った時に、窓から見た青春館の屋根がとても綺麗だったと教えてくれた。なるほど、シュッとしてる。
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