無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

日沿道「酒田みなと-遊佐」整備計画格上げ

2009-04-28 13:05:16 | 建築・都市・港

国交省への日沿道の陳情の後、K代議士の秘書の方から、27日に国幹会議が開かれると連絡を受けた。それと時を同じくして、国交省のメ-ルマガジンでも、会議の時と場所、それにメンバーも発表されていた。マガジンの発行は23日だったが、おそらく我々が陳情に出向いた時には、日程は組まれていたのだと思う。吉村知事も4月の初めには出向かれていたし、県が先頭に立って動いてくれるのは、本当に有り難い。前斎藤知事も、任期の後半になって道路に目を向けてはくれたが、地元とは温度差があってうまく進まなかった。


国交省大臣への陳情の時にも、沢山の報道関係者がいた。先の女性達の陳情の時には見られなかった事だ。これだけ注目されているのは、脈があると言うことなのだろう。会議の当日、27日になって役所から電話が入った。某TV局が日沿道の取材に来て、話を聞きたいのだそうだ。青年会議所の知り合いなどにも電話して、てんやわんやの元に、夜になって役所へメンバーが集まった。

先に遊佐町長へ取材し、大幅に打合せの時間に遅れたクルーは、我々に「何か大きな事件があれば、映らなくなる可能性が高いので。」と念を押して取材を開始した。豚インフルエンザのお陰で、私は全国放送にのることはなかったが、彼らの意図した事と、我々の考えのギャップに放送は無理だと考えたのではないだろうか。高速道路のB/Cの費用対効果によって、長い間凍結されてきた地方の高速道路で、何故日沿道だけが国幹会議に載ることが出来たのか。この道路は本当に無駄ではないのかと、結論を出すための取材だったと思う。我々が30年もの間要望してきたこと、大きな骨格が出来てからでさえ、20年も「まだだ、まだだ。」と我慢を強いられてきた事、新潟や秋田がその距離を伸ばしているにも関わらず、山形県が全国の高速道路の供用の遅れの43番目にいて、ますます中央との格差が広がっている現実に、「まぁ、1年ぐらい、ここに住んでみなさいよ。」と私は言いたい。東京にいては、絶対に分からない事が、ここにはあるのだ。
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春の嵐

2009-04-28 11:45:28 | 動物・自然


ゆっくりと花見も出来ぬ内に、何度か訪れた嵐の為に花が散り始めた。僅かばかり残ったこの場所に、ヒヨドリやメジロが何十羽と言う群れを作って飛んでくる。それも今だけだろう。等圧線の混んだ低気圧が2つ、太平洋と日本海にあって、東北地方は挟まれていた。最高気温も10度にはならないと言い、北海道では雪も降るそうだ。

土曜日、小雨の降る肌寒い日だったが、山に山菜の案配を見に行くことになった。最初に鳥海山の麓に向かう。村から林道に入ると、目を疑うような光景に出会った。杉林の杉は縦に裂け、赤松の大木も幹からバッサリと折れて、道を覆っていた。至る所の樹木が被害を受けていた。この有様は何年ぶりだろう。有る年の11月に、まだ広葉樹もすっかり葉を落とさぬ内に大雪が降った事があった。その時の被害に似ている。今回も、春の終わりに、重い雪が多量に降った為だろう。

目的の山菜は、あまりに芽が小さくて採ることは叶わなかった。タラノメさえも、固いままだ。その後も、車を走らせ、場所を変えてみても、山菜真っ盛りと言う雰囲気ではなかった。十二の滝はコゴメがようやくと言う感じだったし、風の当たらない南向きの場所では逆に伸びていたりと、予想がつかない事に驚いた。それでも秋の茸採りとは違って、僅かの収穫はある。湧き水も汲んで山の味を楽しむ事にした。
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