無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

格闘技

2007-10-13 17:41:48 | 社会
某反則だらけの格闘技の試合は、見ていなかった。生理的に嫌いな顔は、見ない権利を主張しているからだ。ただ、チャンネルをカチャカチャ回していたら、チャンピオンが試合終了後のコメントを出していた。そうか、田兄弟は負けたのかと思った。田兄弟の誰が戦ったのかも知らなかった。

それなのに、翌日になってネットに繋ぐと、反則が凄かった事と、セコンドで親子が会話して内容が、YouTubeで流れていたのを見た。おお、K1の試合だったか。何でも有りだったんだ。と、始めて知った。さらに遡って、チャンピオンとのトークバトルで、「負けたら切腹する。」と日本の武士のような発言をしていたのを聞いた。この人達には、何と似つかわしくない言葉なのだろうと思った。試合中、親が子供に「このままでは勝てないから、反則をやれ。」を言うのを、驚きながら見ていた。価値観が違うと言えばそれまでなのだが、私は「正しい事をやれ。」と言う親に育てられて、本当に良かったと思っている。

今日になって、そろそろ騒ぎは治まったかなと思ったら、見事にYouTubeの画像はことごとく消されていた。某TV局の圧力がかかったのだろう。惜しいな、こちらでだって、視聴率を稼げるのにと思った。

思えば幼い頃、丁度テレビを見始めた頃に、力道山のプロレスの試合が面白かった。一番夢中になったのは母で、「やっつけろ。」とか「わーーーっ」とか、自分も一緒になってTVの前で戦っていた。たたかれたり、突き飛ばされたりするので、危なくて近くでは見ていられなかった。必殺技の空手チョップを最初から使えば難なく勝てるのに、もう負けがこんでこれまでと言う時になって登場する。それが興行だと知らずに応援していた。地方都市にもプロレスの巡業はやってきた。友達が、「悪役レスラーと正義のレスラーが、仲良くキャッチボールしていた。」と言うのを聞いてから、段々とプロレス熱も冷めていった。力道山が亡くなって、急激に冷めていった。

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