無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

友達の詩

2007-07-10 16:52:02 | 音楽・芸術・文学
中村 中(なかむらあたる)と言う歌手がいる。この人の「友達の詩」を時折耳にするが、サビの部分のメロディ歌詞が、頭の中でローティションで回って離れない時がある。素敵な声だし、心に染みる良い歌だなと思っていた。

ある時、TV番組の金スマで、この人の特番があった。その歌声からは想像も出来ない人生が語られていた。性同一性障害で苦しんだ過去、打ち明けて裏切られた事、友人達が庇ってくれた事など。15歳の時に作ったと言う「友達の詩」も、それを知ってから改めて聴くと、涙がこみ上げてきた。男と女、その前に1人の人間であることの重要さ、それを教えられる歌だった。

中村 中 オフィシャルサイト

7月21日まで動画が見られるようだ。
ライブスペシャル「天まで届け」の中に友達の詩が入っている。

YAHOO!動画 中村 中ライブ
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むすんでひらいて

2007-07-10 16:22:50 | 音楽・芸術・文学
月曜日の山形新聞の童謡記事は「むすんでひらいて」だった。作詞作曲者が不明であっても、当然日本の曲だとばかり思っていた。ところが、原曲はフランスでルソーの作品だと言うではないか。ルソーとはあのジャンジャックルソーであると思われる。それが歌詞や曲名が変わったり、編曲があったり、様々な国を渡って明治時代に日本に入り、歌われる様になった。賛美歌としても歌われたり、戦前までは軍歌のようにも歌われていたようだ。

むすんでひらいてのルーツ

私達が知っている「むすんでひらいて」に変わったのは戦後の事らしい。しかし、文部省による小学生唱歌となった詩も、作詞者不明のままと言うのも珍しい。探せばどこかにあると思うのだが、誰が書いたのだろう。私にとって、手を叩きながら歌った大好きな、懐かしい歌である。

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