無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

トリノ・オリンピック その2

2006-02-12 14:34:55 | 社会
加藤ジョージ、日本人である。
スピードスケートで、清水選手が持てはやされていた頃、山形市に凄い高校生がいるぞ、と話題になっていた。地元のTV局では、加藤選手の練習風景や、学校から高台にある家までの上り坂を、自転車の立ちこぎで一気に登り、筋力をつけていたことなど、時折ニュースで流していたものだ。しかし、レポーターが「ここから通っているんです。」と言った場所は、地元の人が見れば一目瞭然、どこかすぐに判ってしまう場所だった。あれで良いんだろうか、本人や近所の迷惑にはならないのだろうか。

まぁ、そんな心配は抜きにして、加藤選手はコーナーワークが抜群に上手い。彼の足には、他の人にはない筋肉が着いている。土踏まずの横の部分が張り出していて、それでコーナーでもスピードが落ちないのだそうだ。

世界新記録を取った頃から、俄然注目を浴びてきた。私は、近所のオバチャン的感覚で、応援をしていたので、最近とみにイケメンと持てはやされるようになった事など、気が着いてもいなかった。改めで見ると本当にそうだ。うんとチヤホヤして欲しい。それでも彼は変わらない筈だ。私には、彼のあっけらかんとした人柄の方が、印象に残っている。有言実行なのも、見ていて気持ちが良い。

オリンピック出場おめでとう。そこには昔から魔物が住んでいると言われているけど、いつも通りの滑りで、良い意味での緊張感を持って、楽しんできて欲しい。
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非姉歯物件

2006-02-12 14:30:39 | 建築・都市・港
熊本で、姉歯物件以外の、耐震偽造の疑いがある物件が見つかったと報じられた。
木村建設は、熊本に本社があったから、調べれば色々な事が出てくるのだろう。

姉歯元建築士の耐震偽造は、氷山の一角だと言う人もいる。
この一連の事件以外にも、福岡のマンションのように、何年も前から裁判になっている物もある。日本の裁判は、長期間を要する事が問題なのだ。住民はビー玉が転がる床の上に住み、地震や雨漏りに怯えながら暮らさなければならない。マンション以外にホテルのオーナーが、裁判を起こしたようだが、時間との戦いになることは間違いない。気の毒だと思う。一刻も早く、解決に向かって欲しい。

証人喚問以来、ずっと気になっている事がある。木村建設の東京支店長が姉歯氏に「貴方がやれないのなら、他の人にやらせる。」と言った「他の人」とは誰なのだろう。それは脅しではなく、本当にいたのではないか。それは誰か、尋ねてみたい。
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