無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

トリノ・オリンピック その1

2006-02-11 13:34:43 | 社会
オリンピックの全番組ガイドが、新聞に載っていた。
ハサミで切り取って、ホワイトボードに張り付ける。
全体を眺めてみると、いずれの競技も「滑る」事が前提としてあげられる。
(受験を控えている人には、禁句なのだが。)

雪を使った競技なら、他にも考えられるだろう。例えば雪合戦とか、ルールを決めてやると、あれほど面白い物はないと思うのだが。

今回のオリンピックでは、出場出来るのかどうか決まらないのが、最後まで目に付いた。出場する国と人が増えたのが原因のようだ。参加するだけでも悲喜こもごもなのだが、中にはオリンピック自体に反対する人もいる。自然保護団体が、会場を造る為の自然破壊と、オリンピックの商業主義に反対してデモを行っていた。聖火リレーでも妨害があったようだ。

さて、開会式も無事に行われたようだが、イマジンが流れていたのには、驚いた。
想像してごらん、国境なんてないんだよと、言いながら国別対抗で勝敗を決めるのだもの。
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特殊建築物の定期報告

2006-02-11 12:32:35 | 建築・都市・港
市営アパートの非常用照明の定期報告の作業中だ。
法6条1項の特殊建築物で、ある一定規模以上の建物は、定期報告の義務がある。
今回は公共の建物だったから、きちんと検査をするけれど、民間では行っているのだろうか。

例えば、東横インホテルだが、きちんと定期報告されていれば、不法改造や増築は出来ない。新聞のニュースによると、本社ビルも不法に増築されていて、容積率が倍にもなっていたらしい。その事が明るみに出て、解体すると報じられた。

そんな体質だったから、ホテルの少しの増築など、60km/h制限の所を67km/hで走ったようなモノと言えた訳だ。社長は、後で涙ながらに謝っていたけど、最初のインパクトが強かったので、もう取り返しがつかない。

本来、違反する人間の方が悪いに決まっているけど、そろそろ建築基準法も手を加えないといけない時期に来ているのかも知れない。
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漫画は好きだけど

2006-02-11 11:56:03 | 社会
デンマークの新聞ユランズ・ボステンが、イスラム教の予言者ムハンマドの風刺漫画を掲載した。
ネットのニュースで流れたので、私も目にした。爆破犯のように描かれていたのを見て、こんな事しなけりゃ良いのにと思った。

そもそもイスラム教では、神や預言者を絵に描くことさえ禁じている。そんな大事な人を、表現の自由か知らないが、コンテストで集めたと言うのだから困ったものだ。しかも、3年前には同じ新聞社で、キリストの風刺画の掲載を拒否していたと言う。大した自分勝手な所なのだ。
編集者は、イスラム教徒の心情を傷つけたと謝罪はしたが、掲載の権利はあると主張したため、世界の各地で、デモやデンマークの大使館が焼き討ちに遭うなど、暴動が起こっている。

早い内に沈静化するかと思ったが、さにあらず、各国で転載をする新聞社が現れ、編集者が勝手に載せたの、経営者が止めたの、表現の自由がどうのと大混乱になっている。とうとう国連総長が「火に油を注ぐ行為は止めるように。」と言い、「報道の自由は責任が伴う。無神経で侮辱的挑発的だ」と非難した。私も暴動を容認はしないが、相手の文化を尊重する事は、人間の基本だと思っている。

時おりしも、トリノで冬季オリンピックが開催されている。
このまま沈静化しないと、このオリンピックさえ危うい状況に追い込まれるのではないだろうか。
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