藤田ひろみのブログ

心豊かなまちづくり 苫小牧市議会議員 藤田ひろみ

寒さが厳しい一日でした

2009年12月15日 | インポート


今日は朝から非常に寒くて、学校の見守りではふるえながら立っていました。しかし子どもたちは元気に走り去っていきます。
日中は市民相談があり、悩みに耳を傾けていましたが、経済不況の影響は、いたるところで出ています。就職活動で、何度も履歴書を出したり、面接に行っても、全く仕事が決まらず、水道・ガス・燃料もなく、毛布にくるまって寒さをしのいでいました。そんな方が日本全国にたくさんいると思います。

新政権となり、経済対策であったはずの補正予算が凍結され、いまだ手を打てていない状況です。さらに円高不況、沖縄普天間基地移設問題、鳩山首相の偽装献金疑惑と、盛りだくさんの問題を抱えています。かたや、小沢幹事長が、国会議員140数人を引き連れて、中国へ外遊をしているというニュースがありました。国家主席と握手する国会議員たちは、不況の波に押し流されている、民衆の苦しむ声が聞こえているのか甚だ疑問です。身近なところから市民の声を聞き、ともに苦しみを乗り越えられるように、頑張ってまいりたいと思います。

冬の街頭演説は、しばれる

2009年12月14日 | インポート


今日は朝から終日、街頭演説を行いました。苫小牧公明党議員団4名で、市内11か所を廻り、鳩山政権の政治姿勢や経済財政運営、社会保障政策などの問題点や、公明党が目指している政策などを訴えました。

鳩山政権は、新政権発足後4カ月を迎えるが、経済不況の状況は悪くなる一方で、マニフェストあって経済対策なしの内閣といわれても仕方ない状況となっています。

また、外交・安保政策では、沖縄県の米軍普天間基地移設問題をめぐって、首相の発言がブレ続けている上、閣僚の意見も一致しないため、地元沖縄の皆さんは振り回され続けています。政治とカネの問題では、首相の新たな疑惑が続々と発覚している中、説明責任を果たすこともなく、「秘書のやったこと」、「捜査が今進行しているから、そこに委ねたい」などと、逃げの一手です。

国民生活を守り抜き、清潔政治を実現していくことが、今国民から求められていることであると思います。その為にも、政治を厳しく監視していくことが必要と感じます。

また、苫小牧市が、市民と接点の多い職員を対象に、季節性インフルエンザワクチンの、接種費用の一部を負担するという問題で、公費を職員のために使うという、不公平な取り組みに対して、公明党では「健康管理は職務の一環、自費で行うべき」として公費負担の取りやめを市に申し入れました。後日、市長は記者会見で、公費負担の撤回を決めたことを報告しました。公費助成が子どもや、高齢者など弱者を対象にしたものではなく、市の職員を対象にしたことが問題であります。これからも市民の皆さまの声を聞き、税金の無駄使いをはじめ、平和・福祉・教育・環境など前進できるように頑張ってまいります。

寒い中、応援して頂いた皆様、誠にありがとうございました。

不登校対策

2009年12月13日 | インポート


市教委では、「すくらむ苫小牧・トータルサポートプラン事業が本年度から実施されて、本人や保護者との面談が多く行われ、前年度と比較して、不登校児童は減少傾向にある。」定例市議会での私の一般質問に対する答弁でした。また、「しかし、不登校の疑いあるいは不登校傾向の児童が潜在している状況もあり対策には一層の充実が必要」との答弁もありました。その対策として、個別学習支援制度の実施を提案しましたが、市教委は指導体制の充実をすすめるとの答えでした。

この個別学習支援制度は、埼玉県志木市で「不登校ゼロを目指すホームスタディ制度」として実施しており、50%が改善(学校復帰)、残りの50%も改善の兆しとの成果を出しています。内容は児童本人と保護者の希望があれば、自宅や公共施設、また学校内での個別学習で出席同様の扱いとなり、本人の学校復帰へのきっかけづくりになっています。昨年、苫小牧市で不登校と判断された児童・生徒は171名でした。子どもたち一人一人に応じた支援が大切であります。子どもたちの復帰のためにも、あらゆる対策を講じるべきだと思います。これからもしっかりと訴えてまいります。

エコツーリズムの推進を

2009年12月13日 | インポート

第14回定例市議会の一般質問で、エコツーリズムの推進について質問しました。エコツーリズムは自然環境への配慮をはじめ、地域振興や新たな観光への取り組みとなり、環境教育への活用にも生かされる。そうした観点から、市が積極的にエコツーリズムを推進すべきと質問。

市長からは、エコツーリズム的精神をもって、魅力ある観光地づくりを進めていくことは重要と認識している。と答弁。また、エコツアーは自然環境保全の大切さを学ぶには非常に有効な手段と考えており、探鳥会や自然観察会は今後も継続的に実施していきたい。と答弁がありました。
エコツーリズムの認識の低さを実感した答弁でしたが、本年9月に埼玉県飯能市がエコツーリズム推進法に基づいた適合基準に照らし、認定を受けた事を紹介しましたが、苫小牧の地の利を活かしたエコツアーを企画して、新たな観光のあり方を模索する時ではないかと思う。道の駅ウトナイ湖が完成し、自然を体感できるウトナイ湖と近くにある鳥獣保護センターとも連携して、情報発信など積極的に進めるべきだと思う。

苫小牧には、ウトナイから勇払へと広がる湿地帯があり、高山植物のある樽前山や、イルカウォッチングができる海もあり、緑豊かな森や林があり、すぐ手の届くところに素晴らしい自然があります。エコツーリズムの推進は、環境、観光、地域が深い関わりをもちながら取り組む社会のしくみづくりでもあります。ツアーも植樹などの自然保護への体験ができるものなどの体験プログラムがあります。最近では、修学旅行で体験するエコツアーが増加しているそうです。見る観光から体験する観光への関心が高まっているとのことです。子どもたちに、本物の自然体験をさせてあげたいですね。

首相献金問題。

2009年12月12日 | インポート

昨日の11日は、第14回定例苫小牧市議会の最終日で、自民系会派「緑風」から出された「鳩山由紀夫首相の偽装献金問題の全容解明と説明を求める要望意見書」の本会議への提出をめぐり、野党の民主党・市民連合、共産、中間会派のせいしん、民の風の4会派が、「この問題は鳩山首相だけではない」、「国に提出する意見書はそぐわない」などと、本会議への提出に反発した。(北海道新聞記事)
しかし驚きましたね。民主党・市民連合が反対するのは理解できますが、まさか共産と中間会派のせいしんまでもが反対するとはびっくりです。さらに共産が「政治資金規正法の不適切処理の説明責任を求める決議」を突然理事会に提案。民主党・市民連合、せいしん、民の風が同意して、急遽本会議に提案した。要望意見書は、国までとどくが、決議では議会の意思表明にとどまるものです。結局採決では、意見書が否決され、決議が可決されました。

一国の総理大臣による偽装献金問題について、鳩山首相は説明責任を果たしておらず、多くの国民が納得できない。説明すべきとの声が多数を占めています。

鳩山総理は、これまで政治と金の問題については厳しい発言をされてきました。鈴木宗雄議員秘書逮捕に関し、「私は以前から鈴木議員に辞職を求めてきたが、議員の分身といわれている会計責任者の逮捕は議員本人の責任であり、改めて強く求める」との発言(夕刊フジ)や、「私は政治家と秘書は同罪と考えます。政治家は金銭に絡む疑惑事件が発生すると、しばしば、あれは秘書がやったこととうそぶいて、自らの責任を逃れようとしますが、とんでもないことです」、「秘書が犯した罪は政治家が罪を受けるべきなのです」(鳩山氏メルマガ)などがありますが、鳩山首相は、自分の事になると「あれは秘書のやったことで私は全くわからなかった」「信頼している秘書に裏切られた」、自身の「責任の是非に関しては、捜査が今進行しておりますから、そこに委ねたい」、(11月4日衆議院予算委員会)と、相変わらず逃げの一手なんですね。