7日の市議会定例会の一般質問で、ニート・フリーター対策を取り上げ、苫小牧市の現状と、ニートと呼ばれる若者の支援として、若者自立支援推進会議を発足させて支援を強化すべきである。また、地域若者サポートステーション事業を実施すべきと質問しました。
部長答弁で、苫小牧市のニートは約600人前後と推計される。若者自立支援推進会議は、来年の春にも庁内に立ち上げ、地域若者サポートステーションの設置の有無も来年度中に判断する考えを示した。
地域若者サポートステーション事業は、無業の若者の職業的自立を図る目的で、厚生労働省が地方自治体の推薦に基づき、民間団体に委託して実施するもので、道内では札幌・旭川・釧路の3市で取り組まれている。市は、年度内に3市の取り組み状況や事業の有効性・委託団体などを調査研究し、来年、事業実施の有無を判断することとした。
ニートは仕事ができないまま、閉じこもりになる率も高く、親の高齢化に伴い、深刻な事態ともなっている。そうした中、地域若者サポートステーションが設置されれば、あらゆる支援の可能性が出てきます。是非、早期に実現できるように、これからも取り組んでまいります。