藤田ひろみのブログ

心豊かなまちづくり 苫小牧市議会議員 藤田ひろみ

不登校対策

2009年12月13日 | インポート


市教委では、「すくらむ苫小牧・トータルサポートプラン事業が本年度から実施されて、本人や保護者との面談が多く行われ、前年度と比較して、不登校児童は減少傾向にある。」定例市議会での私の一般質問に対する答弁でした。また、「しかし、不登校の疑いあるいは不登校傾向の児童が潜在している状況もあり対策には一層の充実が必要」との答弁もありました。その対策として、個別学習支援制度の実施を提案しましたが、市教委は指導体制の充実をすすめるとの答えでした。

この個別学習支援制度は、埼玉県志木市で「不登校ゼロを目指すホームスタディ制度」として実施しており、50%が改善(学校復帰)、残りの50%も改善の兆しとの成果を出しています。内容は児童本人と保護者の希望があれば、自宅や公共施設、また学校内での個別学習で出席同様の扱いとなり、本人の学校復帰へのきっかけづくりになっています。昨年、苫小牧市で不登校と判断された児童・生徒は171名でした。子どもたち一人一人に応じた支援が大切であります。子どもたちの復帰のためにも、あらゆる対策を講じるべきだと思います。これからもしっかりと訴えてまいります。

エコツーリズムの推進を

2009年12月13日 | インポート

第14回定例市議会の一般質問で、エコツーリズムの推進について質問しました。エコツーリズムは自然環境への配慮をはじめ、地域振興や新たな観光への取り組みとなり、環境教育への活用にも生かされる。そうした観点から、市が積極的にエコツーリズムを推進すべきと質問。

市長からは、エコツーリズム的精神をもって、魅力ある観光地づくりを進めていくことは重要と認識している。と答弁。また、エコツアーは自然環境保全の大切さを学ぶには非常に有効な手段と考えており、探鳥会や自然観察会は今後も継続的に実施していきたい。と答弁がありました。
エコツーリズムの認識の低さを実感した答弁でしたが、本年9月に埼玉県飯能市がエコツーリズム推進法に基づいた適合基準に照らし、認定を受けた事を紹介しましたが、苫小牧の地の利を活かしたエコツアーを企画して、新たな観光のあり方を模索する時ではないかと思う。道の駅ウトナイ湖が完成し、自然を体感できるウトナイ湖と近くにある鳥獣保護センターとも連携して、情報発信など積極的に進めるべきだと思う。

苫小牧には、ウトナイから勇払へと広がる湿地帯があり、高山植物のある樽前山や、イルカウォッチングができる海もあり、緑豊かな森や林があり、すぐ手の届くところに素晴らしい自然があります。エコツーリズムの推進は、環境、観光、地域が深い関わりをもちながら取り組む社会のしくみづくりでもあります。ツアーも植樹などの自然保護への体験ができるものなどの体験プログラムがあります。最近では、修学旅行で体験するエコツアーが増加しているそうです。見る観光から体験する観光への関心が高まっているとのことです。子どもたちに、本物の自然体験をさせてあげたいですね。