藤田ひろみのブログ

心豊かなまちづくり 苫小牧市議会議員 藤田ひろみ

いじめ問題

2012年07月19日 | インポート


「どうか、子どもの表情や行動に注視し、いじめを見抜いて下さい。助けを求めている生徒はたくさんいるはず」と語ったのは大津市でいじめを苦にして自殺したとされる中学2年の男子生徒の父親だ。

因果関係を認めた大津市長と、「そのまま鵜呑みにしてしまっていいのか」と発言した教育長とでは意見の食い違いがある。更に教育長の「いじめ以外にも、個人的、家庭的な要因もあった」との発言は、責任を回避しょうとする卑怯なすり替えに見えてくる。

「いじめに対して、日本人の感覚がマヒしている危険がある。どんないじめも絶対に許さないという強い意志が、大人には必要」(希望対話より)
子どもの悲鳴が、大人には聞こえなくなっているのではないか、責任逃れする関係者を見ていてそう感じる。

いじめる側の子どもの親が、本気になって、つきっきりになってでも正しい道に戻してあげる。人を平気でいじめるような子が将来、幸福になるわけがない。

「私には関係ない」と傍観する子どもたちが増えていくと、悪を平気で許す無気力なつまらない人間ばかりになってしまう。本気になって子どもに、いじめは100%悪いと教える大人が増えなければ、いじめはなくならないと思う。要するに、いじめの問題は、子どもに向き合い教えてこなかった私達大人に原因があるのだと思う。