藤田ひろみのブログ

心豊かなまちづくり 苫小牧市議会議員 藤田ひろみ

正しく知ろう子どものアレルギー

2009年11月08日 | インポート

視察4日目は、横浜市で行われた「アレルギーを考える母の会」発足10周年記念講演会に参加しました。ここでは「正しく知ろう子どものアレルギー」と題して、食物アレルギー研究会代表である海老澤先生の基調講演があり、エピペン講習とシンポジウムがありました。日本アレルギー学会前理事長の西間三馨先生を中心に、教育の現場の声や、親の立場からの声などを交え、活発なシンポジウムが行われ、アレルギーに対する認識を深めることができました。
自分も議会で、学校現場での食物アレルギー対応について、質問をしていましたので、先進的に対応されている事実を確認させていただき、アレルギー児に対して、全国どこでも同じ対応ができることが重要だと感じました。実際にアナフィラキシーショックにより、ドクターヘリを要請したことがあるとのこと、教職員と保護者が、アレルギーに対して正しい知識を身につけることは、大切な子どもの命を守ることになる。そのことを再認識した講演会でした。

視察3日目は就学前乳幼児教育施設を視察

2009年11月08日 | インポート

視察3日目の6日は、品川区立就学前乳幼児教育施設「ぷりすくーる西五反田」に行ってきました。ここは公設民営型の幼保融合化施設として、特定非営利活動法人「子育て品川」が運営し、多様な保育ニーズに対応しているところです。
特別保育として、延長夜間保育・産休明け保育・一時保育のほか、預かり保育、特別教育なども実施していました。また、地域子育て支援センターとして、相談事業・子育て広場・子育てサークル・子育て講座など、地域に根ざした活動をされていました。ここでは、預り保育の長時間化や低年齢化により、施設への依存度が高くなることで、親が子どもと向き合い、産み育てる喜びと苦労の機会が減少している事を課題として、親の教育も含めた参加型・セレクト型のプログラムを取り入れ、親と子が一緒に成長し、絆を深める子育てサポートが必要と考えていて、様々な場面で、親が参加できるように、力を入れているとのことでした。
説明を受け、質疑応答の後、館内も見学させていただき、様々な工夫がされている施設でありました。子どもたちの元気な声と、職員の皆様の明るい笑顔が忘れられない視察でした。ありがとうございました。

視察2日目は相模原市に行ってきました

2009年11月08日 | インポート

視察2日目の5日は、平成22年4月より、全国で19番目となる政令指定都市に移行する相模原市に行ってきました。
ここでは、ひとつめに、ニート・フリーター等就労支援事業について担当職員から説明を受けました。親への支援、若者の能力開発などの就労支援の具体策など、各種事業があり、特に親に対する事業は参考になりました。また、ニート等の若者の自立・就労支援のため、日常生活や職業生活に必要な教育を進める「学びなおし塾いっぽ」は、就労支援にとって必要な事業だと思いました。この他にも女性就労支援事業・若者サポートステーション事業・無料職業紹介事業などがあり、勉強になりました。

また、二つ目には、子育て・子育ち応援プロジェクトの、子育てガイドの発行や、ふれあい親子サロン事業・子どもセンター運営事業について視察調査してきました。子どもセンターは、市内に24館整備されており、児童館としての機能のほかに、放課後児童健全育成事業(児童クラブ)、地域における健全育成活動の場としての機能を兼ねています。また、「中高生の居場所づくり事業」も、試行的に実施していて、地域で子どもを守り、育む事業として先進的に取り組みをされていました。視察の予定時間を、大幅にオーーバーしてしまい、大変に恐縮してしましたが、こちらもおおいに勉強になりました。
職員の皆様、誠にありがとうございました。

11月4日から7日まで公明党議員団の視察でした

2009年11月08日 | インポート

4日の初日は、埼玉県志木市の市役所で、「夢を育む教育環境を充実する事業について」の調査項目で、ひとつは基礎学力アップ夢応援事業の中3チューター学習制度と学校特色化推進事業でした。
中3チューター学習制度は一人ひとりの進路に応じた必要な学力を育み、夢の実現を応援するために実施しており、大学生や塾講師などが支援員となり放課後に指導する基礎学力を向上させるという画期的なものでした。
二つ目は、教育サポートセンターでの不登校ゼロを目指す事業で、不登校児童・生徒の早期発見・支援システムと、不登校予防対策について勉強してきました。特に、志木市ホームスタディー制度という取組は、欠席児童・生徒の学習支援策として実施しており、大変に勉強になりました。志木市では適応指導教室以外にも、特別支援教育専門家チームを設けており、個々に合った、よりきめ細かい指導をされていました。
担当職員の真剣さが、視察を通して感じられました。現場に行って、その現場の声を聞かないとわからないことがたくさんあります。子どもたちはこれからの未来を担う存在です。教育こそ力なり!を実感しました。志木市の皆様、ありがとうございました。