視察3日目の6日は、品川区立就学前乳幼児教育施設「ぷりすくーる西五反田」に行ってきました。ここは公設民営型の幼保融合化施設として、特定非営利活動法人「子育て品川」が運営し、多様な保育ニーズに対応しているところです。
特別保育として、延長夜間保育・産休明け保育・一時保育のほか、預かり保育、特別教育なども実施していました。また、地域子育て支援センターとして、相談事業・子育て広場・子育てサークル・子育て講座など、地域に根ざした活動をされていました。ここでは、預り保育の長時間化や低年齢化により、施設への依存度が高くなることで、親が子どもと向き合い、産み育てる喜びと苦労の機会が減少している事を課題として、親の教育も含めた参加型・セレクト型のプログラムを取り入れ、親と子が一緒に成長し、絆を深める子育てサポートが必要と考えていて、様々な場面で、親が参加できるように、力を入れているとのことでした。
説明を受け、質疑応答の後、館内も見学させていただき、様々な工夫がされている施設でありました。子どもたちの元気な声と、職員の皆様の明るい笑顔が忘れられない視察でした。ありがとうございました。