5/03、 雨。 憲法集会のきょう珍しく大雨。 最近の日誌を補強。
◆輝け9条 生かそう憲法 平和とくらしに 被災地に--2012年5・3憲法集会。 朝から大雨で参加者の出足が心配されたが、2600名余が結集したと発表があった。放射能汚染と闘っている福島の松本さんのお話が冒頭にされた。続いて、元宜野湾市長・伊波洋一さん、脚本家の小山内美江子さん、福島みずほさん、志位和夫さんたちの闘う連帯の挨拶が行われた。伊波さんや志位さんからは沖縄の米軍基地や日米安保、さらには野田・オバマの日米同盟の危険性などについて強く糾弾する訴えがあった。
しかし、私が納得できないのは、松本さん以外の4人は野田政権の外交政策について米軍基地(特に沖縄)や日米安保について厳しい批判をしていたが、何故か北朝鮮との関わりについて話されなかった。つい20日前には米日韓が常軌を逸する敵対行動を展開した直後にもかかわらず、だ。 米日韓の対北朝鮮対策や今回の日米共同声明(同盟の深化)は、朝鮮半島や東北アジアの政治情勢に大きな影響を及ぼすことは間違いない。 そのことを考えれば、日朝国交正常化は避けられない重要課題だがなぜ提起されないのだろう。 まさか、共産や社民までが歴史観を軽視し体制の違いを容認しないということではないだろう。
日朝正常化、米朝正常化が成されれば、少なくても朝鮮半島には平和が到来する。東北アジアの非核化も見えてくる(簡単ではないが)だろう。 そうなれば沖縄基地の存在理由も半減するではないか! 米日は露骨な中ロ敵視政策は取れない! 10年、20年先を洞察するということは、そうした国際社会の政治情勢の推移を見とおすということであろう。 志位さんや福島さん、伊波さんも勇気を持って語るべきだ!