12／08、曇り
◆安倍政権が買収？1票3万円。――低年金者1250万人（票） あまりにも露骨な安倍政権の合法的買収！低年金の高齢者1250万人を対象に来年4月以降、1人3万円を支給するという。1千数百万人の低年金生活者にとってはありがたい話だが、本来は17年に消費税が10％に引き上げられた時の救済策として配る予定の（年600万円）半額・300万円を1年早めて来年4月以降に配るのだという。しかし、来年は7月に参議院選挙が行われる。65歳以上のお年寄りの投票率は高い。その層にとっての3万円はありがたいお金で「やっぱり自民党はいい」というだろう。でも、これってどう見ても政権党による買収ではないか！明らかに「買収」として選挙違反だ！ 国会で問題になるだろうが国民も許してはならない。
◆批判忘れたメディア――借金漬け財政の再建放置。 最近の安倍政権は、首相自らがやたらと外遊して金をばら撒いているが、国内でも金融緩和と財政出動で湯水のごとく金を使っている。国の借金は1千兆円を超えたろう。財政再建はどうなってしまったのか！メディア関係者は安倍政権の放漫経営をなぜ追及しないのか。安倍政権の経済成長戦略など口から出まかせの夢物語で全くのペテンだ。アベノミクスについても何ら総括なしに第二ステ－ジなどと現実離れの戯けたことを言っている。
◆オランドとオバマ――冷静さを欠いた仏・オランド大統領。 ISにパリを攻撃され血が上ってしまったオランドが「テロには屈しない」「これは戦争だ」「ISを壊滅する」フランスのナショナリズムを煽っている。自らの支持基盤を強化を目論んだろうが今度の地方選挙で急成長したのは極右の国民戦線（FN）だった。オランドは頭を冷やせ！ 比べてアメリカのオバマは大統領執務室から全国民に向けて演説したが、冷静に世界情勢を見極めているように思えた。
12・8中野集会――
