江原ひであき

新社会党

11月24日(水)。 日誌、追記。 「新社会」の購読依頼文。 南北朝鮮の砲撃戦。

2010-11-24 | Weblog
11/24、晴れ。

■日誌、追記。
 昨日は一日中忙しくて日誌を書く時間がとれなかったので、本日書いた。

■新聞「新社会」の購読依頼文。

■南北朝鮮の砲撃戦--日本の役割は。
 日本のメディアは、今回の砲撃戦を北朝鮮の挑発行為と騒ぎ立てている。一般の島民居住地まで攻撃したことはいろいろな点で批判されることは避けられない。だからと言ってメディアが、なぜこのような軍事衝突事件が起きてしまったのか、本質的な背景というか真相をえぐり出し根本的な解決を追及しなければ、今後も繰り返し生ずるであろう。
 特に、テレビは事件の現象だけを画像で繰り返し放映するので,“なぜ発生したのか”見えなくなってしまう。
 そうした意味では、東京新聞が報じているが、“韓国軍が23日、島の近くの黄海上で実弾射撃訓練を実施した。それに対し、北朝鮮側は午前と午後に抗議や中止を求める通知文を韓国側に送っており、対抗措置として砲撃した可能性がある”、と書いている。
 さらに、2面において「識者に聞く」として、「現代朝鮮研究・軍事評論家の『宮田敦司氏』の談」を載せている。氏いわく、“北朝鮮が砲撃したのは、韓国軍が黄海で行っていた陸海空軍の訓練に対する反発だ”と。また、“北朝鮮は、韓国が実弾射撃の実施の際は「わが方への攻撃と見なす」と強く警告していた”、ともいう。
 一般的に言って、北朝鮮の側からすれば“我が家の庭先にきて実弾による射撃訓練とは何事だ!”と怒るには当然ではないか。しかも、再三にわたって抗議や中止を求める通知文まで送っていたにもかかわらず!ということになる。
 メディアはこうした事実を報道した上で、状況に対する解説や見解表明を行うべきである。
 私は、この際、もっと本質的なことを言いたい。それは、21世紀の国際社会を展望するとき、日本が選択すべき外交政策は、米、韓に同調して北朝鮮を恫喝している場合ではないだろう。アジアの中で、特に、朝鮮半島との関係において果たすべき日本の役割は、歴史的な経緯や地形上の位置からも独自外交を展開し、空母やイ-ジス艦まで派遣する米韓の武力威圧を止めるよう働きかけるべきだ。

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