江原ひであき

新社会党

11月29日(火)。維新選挙と今後。

2011-11-29 | Weblog

11/29、 曇り。   政党政治の再生を目指して、「政党」を語り合おう!

◆大阪、維新選挙と政党の今後。                                                         大阪のダブル選挙が終わってまる一日が経った。東京新聞が3面の核心と5面の社説、さらにこちら特報部で解説や主張や識者・記者などの見解を表明している。朝日や毎日などもほぼ同様かと思う。私は、昨日のブログに結果認識を書き連ねたが、少なくても東京新聞の認識は共有できる。私のブログをご覧いただける皆さんにはメディアの認識を賢察の上、再読頂けるとありがたい。

 私は、政党の存在意義(在り方)を問い続けている者として見解を述べ、行動していると自負している。そうした視点から付言するが、既成政党の本部がこの大坂の陣に参戦しなかったことは間違っていると指摘する。“地方選挙と国政は直接関係ない”などとは言わせない!。橋下が争点にしている「大坂都構想」や「教育基本条例案」・「職員基本条例案」などは法改正をともなうもので、日本の統治機構の在りようまで問う内容ではないか!。                                       

 とりわけ彼が目指す「教育基本条例案」は「行政の長」による教育介入であり、日本国憲法の根幹を否定するものである。にもかかわらず、政党本部が橋下の勝利を予測して戦いから逃げたのだ。政党本部がこんな体たらくだから、政治不信、政党不信をいだくのは至極当たり前だ。 しかも、戦いから逃げた理由が、今後の各種選挙で大阪維新から対立候補を出されると困る。橋下には逆らわない方が得策だ、と判断したとの評論もある。 二大政党が日本の進路について確固たるビジョンも持たず “行き当たりばったり”、ただ米国追従の陳腐な政治を進めるだけでは明日はない!

 尚、一部の評論家に、橋下の教育改悪案に一定の理解を示す向きもあるようだが、橋下が提案しているような条例案が成立してしまえば、“現場からの声が上がる” など夢物語だ!「自立した人間養成(創造)」など不可能であり、民主教育は死滅する。


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