江原ひであき

新社会党

7月26日(火)。 政党と労働組合。 どこまで!放射能汚染。

2011-07-26 | Weblog

7/26、 晴れ。

◆政党と労働組合。                                                             私は 「政党にとって国政選挙とは何か」 を主張し続けている。 先の10年参院選挙も然りだ。 政党にとっての国政選挙は 「政党の盛衰(存亡)をかけた権力闘争」 である。 したがって、全国でただ一人の候補者を擁立して戦うとき、「戦える条件のあるところは戦う(戦っても戦わなくてもいい) などと組織決定する政党はあり得ない! ところが、我が党の参院選闘争方針は常識で考えられない決定を行ったのである。これで組織の総力が発揮できるはずがない! 結果は幹部予測の1/5の票も取れず大惨敗に終わったのである。                                政党の常識論からすれば、このような方針を決めて、こんな結果になったら指導者はその誤りを自覚して自ら責任の所在を明らかにするものだ。 しかし、我が党は常識論から指導部責任を問う声は少ない。 「政党の国政選挙」 を有権者との関係でどれだけ責任を持って訴えているのだろうか!                                                                           

 労働組合や大衆団体は要求をまとめて相手(経営者等)に突きつけて実現を迫る。 一定の闘争の後には不満足でも妥協はする。総括は行うがよほどのことがない限り指導部責任は厳しく問われない。 労働組合や大衆団体の闘争は必ずしも組織員が戦うとは限らない。こうした戦いは組織員の利害関係の大小で価値判断できる。 しかし、政治はそうはならない。 有権者(国民)に、“この国の将来や貴方の生活をこう変えます” という公約をして戦う。 結果は組織員(党員など) の利害関係に留まらないのである。                               そう考えるとき、我が党は政党としてあまりにも未熟過ぎはしないか?

◆どこまで広がる放射能汚染!                                                                                 野菜が魚が牛乳が牛肉、豚肉がセシウムに汚染されている。 福島原発から数十キロ離れた地域の稲藁から、同じく落ち葉などから高濃度のセシウムが、牛の餌だけでなく作物などの肥料になる腐葉土まで出荷停止! 計算できない日本全体の損失、人間が住めなくなるだけでなく、日本経済が破綻するような経済的大損失! 何が安心安全な原発だ! 何が安上がりの原発だ! 戦後、原子力発電に関わってきた政財官と御用学者、さらには鵜呑みで宣伝してきたマスコミ関係者は総懺悔せよ! 東電の歴代経営陣は資産をはき出すとともに東電そのものを解体しよう。