江原ひであき

新社会党

3月05日(木)。 起死回生か?戦後政治。 2/21総括と今後の活動。

2009-03-06 | Weblog
3/05、晴れ。久しぶりの好天となった。

◆起死回生か?戦後の政治構造!--何かおかしい!。
1、検察情報が次々と。
 初めに言います。“私は小沢代表個人や大久保公設秘書を擁護するものではない”

 テレビや夕刊各紙に西松建設の不正金集めの実態が次々と報じられている。検察の取調べによって西松の関係者が喋っているのだろう。
 民主小沢代表の公設秘書・大久保に対する検察の逮捕理由は、“実際は西松建設が小沢事務所への政治献金をしていたのに形式的な政治団体をデッチ上げ、違法行為を西松と共謀して行っていた”のではないか? ということだろう。
 端的に言えば“西松建設の献金の仕方と小沢事務所側の貰い方に違法行為があった(秘書が共謀して虚偽の報告)、ということだろう。
 しかし、冷静に考えればこれだけで小沢の秘書が逮捕というのはムリがあるのではなかろうか! 西松が献金の原資をどのように集めようとそのこと事態は西松建設の問題だ。罪は大久保が実質的な企業献金を政治団体からの如く偽り長年にわたって受理していたのかということである。しかもそれを大久保が指示したのか!だろう。
 
2、犯罪の核心は! 贈収賄?
 西松建設は過去10年間に小沢事務所側に行った献金が3億円にも及ぶという。その間、岩手県内のダム建設工事(100億円)を受注しているという。
 このことに小沢議員や大久保秘書がどんな役割を果たしてきたのか。検察がこうしたことを実証できたら小沢代表は議員の職も失うだろう。

3、いま、何故秘書の逮捕か!--戦後体制維持に検察が動いたのか?
 麻生内閣の支持率は10%前後だ。自民党組織は麻生総裁が求心力を失い、内閣も含め混乱の極みで瓦解寸前の危機的状況を呈していた。
 戦後、続いてきた支配構造が崩壊の危機に直面していた。政治の質から言えば民主党中心の小沢政権が誕生しても大きな差異はないと私は認識するが戦後の支配構造に異変が生じることは間違いない!
 しかも、小沢代表は“アメリカとは対等だ”“日本の防衛も米の第七艦隊があれば心配ない”“これからの日米中の関係は二等辺三角形であるべき” などと主張していた。
 もし、こうなったらアジアと世界の政治バランスが変化する。 私は小沢の主張にここまでは賛同する!
 市場万能の新自由主義が破綻し、世界中が新しい政治、経済のしくみを創造して恐慌から如何に脱するかでもがき苦しんでいる。
 そんな中、日本再生の萌芽を感じていた矢先、そのトップリ-ダ-である小沢代表の公設秘書逮捕は世界を震撼させるできごとだ。

 私は思う。小沢一郎という国会議員は確かに土木業界との腐れ縁の中で政界のドン として存在してきた。汚れた(内実で)金も自民党のボス議員以上にかき集めてきたであろう。
 しかし、である。今日的状況で小沢の政治生命をいま何故絶つのか? 昨日も書いたが“検察は支配構造上、国家体制(政府)の一機関だ” その国家体制が戦後最大の危機に直面している。そんな時の告発だ。何かある? 私には大きな謎だ!

4、戦後支配構造をぶっ壊そう! 
 政治情勢が一変している。テレビや新聞が小沢、民主代表の公設秘書逮捕の情報を洪水の如く流し続けている。麻生答弁もなにかゆとりを感ずる。
 不治の病に陥っていた戦後支配構造と自民党政治がこのことによって息を吹き返すのか! まさに起死回生の一撃で敵の総大将の息の根を止めるのか! もし、そうだとしたら、そのような謀略は粉砕しなければならない!
 小沢は討たれるかもしれない! しかし、状況は戦後の支配構造が崩壊しかかっている。新たな体制を創る絶好の機会だ! 総団結して打ち倒そう!

◆2/21集会の総括と今後の活動