江原ひであき

新社会党

6月17日(火)。 義母姉妹。 思考不能か中野自公民。

2008-06-17 | Weblog
6/17、晴れ。

◆義母姉妹。

◆思考不能か自公民中野区議。
 きょう何年ぶりかで区議会本会議を傍聴した。“中野区議会は死んでいる”最初に感想をワンフレ-ズで言っておく。
 とにかく、議場が驚くほど終始静かである。国会と異なり与野党はないのだが、現区長の選挙応援をしたのが自公民だ。だから、彼ら彼女等は自ら与党意識で固まっているのかもしれない。
 全体を通して執行(行政)サイドの提案に対し委員会ごとに質疑を行い、意見を述べ、賛否を現し討論する。そんな流れだが、中野区議会の現状は自公民が(与党意識?)賛成し、共産党や一部無所属議員が反対する。
 
 本来なら“地方自治のしくみ”からいえば執行サイドから提案された議案に対し、全ての議員が住民の立場に立って自ら調査し行動し、考え、時には対案を用意して意見を戦わすべきであるが、自民や公明は政党の論理が優先され、そうした視点は全く欠落しているとしか思えない。また、このことは一部の無所属議員にも言えることだが知用さ、研究もなしに与党意識で判断するなどは区民に対する裏切りである。

 こんな状況だから、区民から出された「高校教科書への沖縄戦に関する記述問題についての請願」に対して「議案」として処置したものの「請願」なのでやむを得ず受理したのが見え見えだ。だから、“理事者に質問しても所管外の事だから応えようがない”などと勝手な解釈をして質疑さえしない。
 請願者などとの個別の話し合いの際も“地方議会にはなじまない”と、これもまた勝手な屁理屈をのたまり、自ら調査研究しようとの意欲は全く感じられない。
 
 6月10日の文教委員会で採決した際も“採択すべきものと決することに賛成の方”と問うたが(賛成ゼロ)、“反対の方”とは問わない。
 きょうの本会議でも、“委員会での質疑がない”ものだから委員長報告すら省略だ! 後ろめたさでもあるのか議長からは“文教委員会においては満場一致で不採択です”の口頭報告もない。

 本会議では、“共産党とむとう議員から請願を採択すべき”との賛成討論がされたので、かろうじて中野区議会にも客観的に物事を検証し自らの意志を表明できる見識が存在することだけは議事録に残すことができたというものだ。
 自民、公明、民主などは何故反対なのか理由も語れない! 情けない話だ!最近は自己責任だの自己決定などと“いっちょ前”のことを言っているが誰一人として自らの見解すら表明できない。 卑劣極まりない!