まなびの途中

色々な仕事をしてまいりました。
色々な出会いがありました。
勘違いもありますが、
学んだことを書いてまいります。

所詮、この年代の人達の考え方って....。

2007年02月19日 | 政治
多分、こういう人なんだろうな。
確かに、処理能力とか作業能力なり、そういうものの評価はあるんだろうが、
行政の長として、大臣を任されているのにもかかわらず、
「管理してやっているのは、こっちんなんだから」
という、物を見る視線が、
根本的に、今の時代の空気に合っていない。

厚労相またまた問題発言「労働時間だけが売り物」 撤回へ

  柳沢氏の発言は、15日の参院厚生労働委員会で答弁したもの。柳沢氏は事務
  職の一部を残業代の支払い対象から外すホワイトカラー・エグゼンプションに
  関連し、「工場労働というか、ベルトコンベヤーの仕事。もう労働時間だけが
  売り物というようなところでなく働いている方々の現実に着目した労働法制を
  つくることが課題だ」と述べた。

「子は国の宝」に噛み付いた、民主党の女性議員の「知性」には
驚いてしまったが、
さんざん、賑わせていた、「産む機械」発言。
確かに、「逆撫で」するには充分な表現であった。

そして今回の発言は、どうやら「止め」になりかねない。
つまり、女性や現場労働者、つまりブルーカラーの、
「歯車」として、自分のことを揶揄して言うんだったらまだしも、
それを、相当の地位にいる人が、言っちゃ、お仕舞いだろう的な発言。

「工場労働というか、ベルトコンベヤーの仕事」をやっている人間は、
労働時間だけが売り物。
なんて事言っては、物作り日本を標榜するこの国としては、
おいおい、結局、国民の目線に立つとか言っておきながら、
本音は、そこか、になってしまいかねない。

多分、どっかの議員が、女性と労働者は、「国の奴隷か!」
なんてセンスレスな発言をする可能性がありそうだが、
もともと、このあたりの年代の人間は、
そういうことを、普通に考えたり言っていた人達。

未だに修正ができていないんだな、という感慨だけなんだが、
くどいようだけど、
こういう感覚の方々が、結局、ボランティアだとか、
教育だとか、年金だとか、
なんだかんだと仰っているが、

「底」が、こういう形で露呈してしまうと、
結局、国が悪くなっているのは、俺のせいじゃないから、
国民の頑張りが足らないから、こういうことになってんだよ、
俺たちの指導にも、限界ってもんがあるからさ、
本当に、黙ってやりゃいいんで、なんだか、頭悪い国民には、ほとほと
疲れちゃうよ、  という風にしか、聞こえないんですが。