まなびの途中

色々な仕事をしてまいりました。
色々な出会いがありました。
勘違いもありますが、
学んだことを書いてまいります。

つい、書きました、パチンコの話

2005年05月24日 | ギャンブル?
昨日、テレビでパチンコ業界を特集する番組を見た。
パチンコ店は、パチンコとスロットという、2種類のゲーム機で構成されている。
そのどちらにも、お化け台といった、超人気機種があって、
パチンコには、海物語。スロットには北斗の拳、が頂上だ。

全国には16000店舗、あると言われているが、海物語は170万台。
つまり、全国どの店舗にも単純計算上、100台、あるという事実だ。
まあ、これまた単純計算だが、1台20万円として、3400億円の売り上げ、
といったところだ。
さらに言うと、この機種。その都度、バージョンを変えているが、
番組で取り上げていた、他社の製品のように、著作権もないし、ゲーム性も
大きな変更がないし、音楽も変更が無い。
つまり、この10年近く、開発費がかかっていない。
あのウルトラセブンにおいての開発費、何十億円の見積りが見て取れたが、
それが無い。

なぜ、独走をゆるしてしまったか。
いくつかの理由があるが、個人的には、大当たりを引くまでに、出現する
リーチアクション。
実は、新機種を販売するにあたり、検定といった作業が必要になる。
これが、本当にいい加減。警察の外部団体である保通協がメインで行っていたが、
今は、警察の生活安全課に、ほぼ権限を取り上げられたらしいが、
これに通らなければならない。
客は、出したい。店も、出してあげたい。
それを、射幸心を煽る、との名目で、実に細かい細目をもって押さえにかかる。
例えば、検定中、1時間パチンコをうちます。
1000玉買って、1000玉ゲットすると、100%、つまりとんとんです。
300%でてしまうと、違法!
差し戻しです。

でもさぁ、現実、でてますから。

じゃぁ、どうするか。
そうです、出るんだけど、その1時間の中で、ぎりぎり300%を越えなければいい。
技術的にできることといえば、玉をゆっくり、買う?
違います。リーチアクションを長めにとる。これです。
いやぁ、本当に長いんだって。最近の機種のリーチ。
カップ麺にお湯を注いで、食い終わるんじゃないかってくらい、うそです。
1回大当たりすると、皆が望む確変。
1撃10連荘!といったすごさ。
これまた、当るのが約束されているのに、ながーーーーいリーチアクション。

実は、海物語、短いのです。
アクションの種類も、実に少ないのです。
打っていて、疲れません。
その為、密かに、オカルトチックな噂が、妙な信憑性をかもしだします。
他の機種は、わざわざ、レアなアクションをつくり、提供します。
海には、ないかわりに、独自のレアな現象を創作できます。

結果論ですが。
大きな支持をうけています。
だって、大きな違い、ないんだよ、みんな。
次は、スロットの話でも。