MXテレビのミュージックモアという番組で、ゲストでミッキー吉野とタケカワユキヒデがでてゴダイゴのあれこれを語っているのを見た。
ゴダイゴって猛烈に完成度が高いものをいきなり出してたんだなと改めて思った。最初のシングルがSALAD GIRLということで、いきなり完成されてるじゃん。
先日このブログで小林亜星のことを才気走り過ぎると書いたが、番組MCクリス松村が初めて買ったゴダイゴの作品が「ハウスのテーマ」というやつで、その作曲が小林亜星で編曲がミッキー吉野だった。ほとばしる才気がここでコラボしてたのか。
小林亜星もゴダイゴも完成度が高すぎて本来受けるべき高い評価を得られず居場所が浮いてしまっているようにみえる。例えるなら、忘年会で新人がやった宴会芸がデビッドカッパーフィールドのイリュージョン並みの本格的なもので、受け手側にその覚悟はできてなかった、みたいな。庶民の民度・文化資本にその完成度は受け止められなかった。
グローブはめてない相手にいきなり160km/hの球を投げつけるようなゴダイゴのやり口はかっこいいが、それをやると日本でサラリーマンはできない。いや、160キロを放る肩が無いからサラリーマンをやっているということか。
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