湘南の5‐0の勝利のあと、DAZNで徳島vs仙台の試合を観た。2014年の湘南以来、10年ぶりに永木と岩尾がダブルボランチを組んだ。この二人と柿谷で中盤を制圧した徳島が2-0で勝利。永木と岩尾が肩を並べ話しながらピッチに向かう姿を見ることができてうれしかった。
このダブルボランチはJ2どころかJ1でも上位のコンビだろう。日本代表の遠藤・守田のダブルボランチより上なんじゃない?さらにその前に天才柿谷が居る夢の中盤が徳島で実現。サイドバックにエウシーニョも居るし、相手チームは嫌だろうな。
私はこのブログで岩尾の事を書く時の半分くらいは2014年の
VOICEのこの記事を引用するが、今回もしつこく再掲。
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特にボランチのポジションを競いながら切磋琢磨してきた同級生については
「それはそれは刺激が強いですよ」
と、笑う。永木亮太選手は、2010年の大学4年生の時に特別指定選手に登録されて、その年の公式戦11試合に出場、翌年に大卒ルーキーとして加入してからはほぼ全試合に出場してきた。長期の離脱は、今シーズンが初めてだ。
「彼も順風満帆なりに苦労はたぶんあると思います。でも、僕が普通にシーズンを通して元気な身体でサッカーをやっていたとしても、たぶん彼には勝てないんじゃないかなと思います。亮太は出続けて、僕は出られても数試合。それだけ良い選手です、亮太は。やってるほうは、いろいろわかるんです。
でも僕は、そういう存在がいることに、助けられています。お手本じゃないけど、僕にはないものをたくさん持っているし。グギョン(ハン グギョン選手:2010年~2013年在籍/現カタールSC)もそうですけど、ボランチは本当に良い選手がいて、もちろん試合に出られないのは不本意ですけど、ネガティブな意味じゃなくて良い意味で、試合に出られなくても成長できると感じる。そういう意味では亮太にしても、グギョンにしても、今回はアンドリュー(熊谷)が来て、アンドリューにしても、すごく刺激を受ける。それは、プロとして自分の成長に必要な出会いなんだろうなという感じですね」
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このインタビューのあと岩尾は湘南を出てJ2水戸、徳島で成長を続け、浦和レッズでレギュラーとなりACL優勝に貢献した。「プロとして自分の成長に必要な出会い」という言葉をその通りにした。
「たぶん彼には勝てない」と評していた同期の永木と肩を並べて徳島でプレーする岩尾の姿を見ることができて本当にうれしかった。