はみがきのとき餌付くのは思考の視野が狭まっているせいだと考え、奥歯を磨くときはなるべくこことは違う場所を思い浮かべることにしている。例えば縁もゆかりもない一之江の見知らぬ路地とか。あとピースサインを出すと少し緩和する。毎朝洗面所の前で「一之江、一之江」と唱えながら左手でピースサインをして歯を磨いている。どうだい、白煙を上げているだろう。一之江のところは武庫川でも常滑でもよい。
シャンプー、リンス、それぞれの匂いはクリアしたもののすすぎが終わり立ち上がった瞬間に餌付いてすっぱい唾が出るところまでいく。きっかけがどんどん軽くなってきているので今朝はカウント1する。そうなる瞬間は悲観的な材料を頭の中で並べがち。排気量足りてないな。
日帰り出張から帰宅。帰りの車内で森山良子オールナイトニッポンMUSIC10という番組を聴いた。リスナーからのハガキで「二十代の頃、職場の3人の仲間でお金を積み立てて沖縄に旅行に行きました。私は母を誘って4人で。行きの飛行機の最中、隣に座った人から星の砂の取り方を教わり・・・」という平和な話を聞いた。この番組は全編こんな感じで心が少し休まった、ラジオ深夜便レベルで。かつて翌日の仕事の予期不安MAXで眠れなかったときに聴いたNHKラジオ深夜便をいまだに覚えている。東北のどこかの農家の方からのはがきで稲の花が咲いた、という話だった。今はあおられMAXなので、ラジオ深夜便を必要としたあの頃と同じ心のレベルなのかもしれない。
本日の自治会配布ラップタイム27分10秒。今日は老人ホームの受付の方が早く出たのでいいペースだったが、一班の袋を家に忘れてしまったのでそれを取りに帰るロスが痛かった。まだ25分を切ったことが無いので次回は25分切りを目指す。本日分は配布物が4種類あったので事前の仕分けに1時間かかった。