私は今年で湘南がJ2に降格し、また一度降格したら長期にわたりJ1に戻れないと予想している。
となると、J1強豪チームのスタジアムでの湘南アウェイ観戦ができるのが今年が最後になるかもしれないので、今年の内に行きたいスタジアムに行っておきたい。と家族に説明し一人でパナスタに行った。次女からは「悲しい理由だね」と言われたがその通り。よく理解している。
出発
ラウンジ
朝食(551蓬莱)
試合開始の19時までの間、複数の見知らぬ住宅地で佇むことにした。まずは豊中から。
豊中の路地
服部緑地公園近くの路地
前からわかっていたことだが、この時期は暑すぎて落ち着いて佇むことができない。江坂まで行こうと思ったが炎天下で移動するのはしんどかったため、緑地公園駅で地下鉄に乗ることにした。
昼食(南一園、なんば)
今回の行程で一番行きたかったのが大阪南港付近の団地地帯。昭和ほど古くなくおそらく平成時代に開発されたであろう港湾地帯団地群のなんともいえない殺伐とした空気、でもその中で確実にある日常生活を、地元民のふりをして感じて佇みたい。
ポートタウン東
中ふ頭 かまどやの裏
知らない団地のベンチで佇む
ポートタウン西駅前。今晩冷奴でも食べるかという地元住民の気持ちで豆腐をみる。
ポートタウン東駅前
東京モノレール近辺とはまたちょっと違う空気感
南港海のまち公園で佇む
南港をだいたい把握し佇むこともできたので、地下鉄に乗って大日へ移動した。
地元民のふりをして、守口、門真の路地を自転車で巡る。中川家やますだおかだの増田の地元付近。
大阪の港湾地帯と内陸の住宅地(豊中と守口・門真)を巡り佇むことができたので、大日から大阪モノレールに乗りスタジアムへ向かった。
パナソニックスタジアムは万博記念公園駅から結構距離があった。一つ丘を越えていく必要があるので疲れた。くくるのたこ焼きを食べビールを飲みながら試合開始を待つ。ビールの売り子が席まで来てくれるので楽で良かった。
湘南の練習を見ていると、一番最初に3対1の鳥かごが始まった。で、試合を見ると、ビルドアップ時に選手が常にいい距離で三角形を意図して作ってボールを保持しているように見えました。
(私の思い込みかもしれませんが)一人一人の選手がボールを持ってから次の動きを考えるのではなく、選手全員が常にいい距離で三角形を作るという共通ルールで動いているので、ガンバの守備が翻弄されているように見えました。
で、三角形でボールを保持しているだけでは意味がないので、しばらくすると高橋か鈴木淳之介がドリブルで相手を一人剥がして前進を始めるんです。これでガンバの守備は更に崩れる。
これまでの湘南でこのような組み立てを見たことがなかったので、大変見応えがありました。ガンバ相手にイニシアチブ取り続けるなんてすげーよ。
一方で、このようなデザインされた組み立てに対応できないベテランはベンチにも入れないのかな、などと思ってしまいました。
試合は1対0で湘南の勝利。内容も良く、観に行って本当に良かった。
スタジアムから駅までの道に迷ってしまい、夜の万博記念公園付近を1時間以上さまよって大変体力を消耗してしまった。夜は居酒屋にでも行こうと思っていたが、汗だくだし、宿についたのが23時半になってしまったので、ローソンで買った冷麺を食べて寝た。
夜に居酒屋に行くことができなかったので、翌朝に朝呑みすることに。
朝食(大阪某所、ヒラメ刺身、タイのたたき、厚揚げ、マルエフ、紀土)
ラウンジ
昼の飛行機で帰り、自宅に15時頃到着。今回は大阪の複数の知らない場所で佇むことができ、湘南も降格圏を脱出したのでよかった。