疲れるとGWに行った藤枝~焼津を思い出す。次は掛川で佇みたい。静岡の普段使い。ベンチに座りceroの新作か浦上想起を聴きながら西加奈子を読んだら気分がよいだろう。
明日結婚記念日ということで、中一の次女がケーキを買ってくれたので夫婦で食べた。美味しかった。今日行ったヨーカドーの本屋でみたMUSIC MAGAZINEが坂本龍一追悼に加えceroの特集があったので買った。
ハイボール濃いめをのみながらceroの新作eoを聴きMUSIC MAGAZINEを読み、PCの画面には静岡県島田市の散歩動画。よい日曜の夜。
eoは十回くらい聴いてじわじわとハマってきた。一聴しても良さがわからないが、耳障りがよいのでずっと聴いているとじんわり浸透してくる感じ。
ceroの価値観は、ユーミンが辛労辛苦の末ヒット曲を産み出すのと真逆なんだろうと思う。商業的な成功の意志が薄い感じ。どちらにも良さがあってよい。草臥れた時にはceroが合う。
太田和彦のふらり旅いい酒いい肴、愛媛県松山の回でバー露口をみている。ここのマスターがサントリー角ハイボール濃いめの監修をした、という話をみながら私も角ハイボール濃いめを飲んでいる。よい日曜の夜。
組織の歯車という比喩表現があるが、歯車ならまだ良い方で、組織のクラッチと言うほうが現実に近い表現と思う。そして今の日本は坂道発進の状況に近い。
登り坂を発進するにあたり、クラッチをある程度滑らせないとエンジンが止まってしまうので、半クラッチ状態が続く。半クラが続くということはクラッチプレートの摩擦が続くということなのでストレスが半端ないし大量に熱が出る。
経営層がエンジンならタイヤを回すのが現場。その間を取り持つクラッチ部分に大変な摩擦と熱が発生する。
日本は昭和からの慣性力で30年間なんとか前進できたが今はその慣性力も無くなり坂道で立ち往生。か細い駆動力を止めないためムリムリ半クラでギュルギュル言わせてるのが今の状況なのでは。あえて主語を大きく書きました。