録画していたWBC決勝の試合をみた。
先発の今永は「脱力」を取り入れているというニュースを以前みてから興味があった。脱力から繰り出される150km/h超えの切れのある直球と外角のチェンジアップで組み立てる投球術は、全盛期の今中と山本昌を足したような印象を受けたので、今永は今後も注目してみようと思った。
次にマウンドに立った戸郷投手はテイクバックが大きくまるで香田じゃないかと思ったが、これは西山だと思い直した。
WBC優勝の日友人に「光山効果と、清水・斎藤のヤングGの活躍がよかった」とメールをしたら「四條が頑張って最後のバッターはコトー」と返信がきて、コトーはさすがに咄嗟に出なかったと負けを認めざるを得なかった。こちらが香田を出したところで日本シリーズ第四戦の印象が強すぎるが、西山でならあるいは。
今年の正月にNHK BSで放送していた欲望の資本主義2023の録画を本日みた。毎年不定期に放送されるこの番組は相変わらず芯を食った内容。
様々な論者が資本主義についてコメントする中で「成長は害、今は必需品でなく贅沢品を生産している」という意見も取り上げられていた。また、番組最後に経済学者の森嶋通夫 の言葉から「日本人に必要なのは自分の頭で考える事」とナレーターが台詞を読んだが、上記の「必需品は行き渡った」から「自分の頭で考える」まで、論旨の建付けが橋本治が書いていたことに近い。
この番組の終盤5分間は、数々の学者のコメントが流れる中で壮大なBGMがつけられており、これをそのままエヴァンゲリオンの最終回にすればよいのにと思った。
フランスの学者が「日本は過去に敵対していた国々と仲良くしたほうがよい」と韓国やフィリピンとの協調を提案していたが、そのほかの意見も含めずっとアメリカに喧嘩を売るような言葉が続くのが新鮮だった。さすがフランス人。この内容はNHK総合だとやれないけどBSだからやれたのかな？
プロデューサーは高橋才也というテレビマンユニオンの方らしい。
午前中でサギョウを終え、ラジコタイムフリーでSBSラジオ水曜ふくわうち木久蔵のずっとしゃべっていたいのコーナーで5代目江戸家猫八襲名の話を聴きながら、雨の富士市散歩動画を見る日曜午前。
雨は降っているものの、この富士市散歩動画は本当によい。私は静岡にも富士市にも縁もゆかりもないが、首都圏近郊住宅地で育った者として、これくらいの住宅街の景色は見ていて落ち着く。自分が小学生の頃、授業を受けている間にもこの町のこの景色は似たようなものだったのだろうと、時空を超えて世界のひろさを感じる。
怒りで冷静さを欠いているが、これに対してどー対応をするか思案が決まらない。私はこんなに思案の引き出し少なかったっけ。結果を出すか出さないか（出ないか）だけに集中することにした。
追記。思い出しムカつきで寝付けんぞ。