筑西の里山 五郎助山&丸山 スタッフブログ

「NPO法人里山を守る会」のスタッフが、行事予定、活動報告、里山の自然など、旬な情報をお届けします。

丸山便り

2012年11月03日 | 設備

里山を守る会では,五郎助山と丸山の2つの里山の保全活動をしていますが,

今日は,久々に丸山での活動についてお伝えします

 

レポーターは「熊さん」です。

<熊さんレポート>

前日の雨天、曇天から一転、天高く澄みきった秋空。

歩いて里山・丸山へ歩いてきたのは「関城東小学校5年生84名」
笑顔で迎えたのは、里山を守る会・丸山スタッフ10余名。

本日の自然体験教室の授業は、先般、鎌で刈って干した稲穂の脱穀です。

「脱穀」は米をカラ(殻)と実に分ける作業で、稲扱き(いねこき)ともよびます。

足踏み脱穀機で稲穂からモミガラ(皮のついたままの米)を打ち落とします。

 
落としたモミガラをトウミ(唐箕)に入れてわらくずやちりを取り除きます。
 
脱穀された稲わらは、五郎助山に持ち込まれて名人によって「わら縄」に
なって地域住民へ販売、里山・自家消費と有効に使われるのです。
まさしく、環境リサイクルの代表ですね。

 
 
稲わらを千歯こきですいて水につけた後、木槌でたたくことで強度が増す。

 

大正時代の「縄なえ機」で「いな縄」を製造。
ずっと眺めていても飽きないものです。

 

里山を訪れる年齢の高い人々は、
異口同音に「懐かしい、昔やらされた。」と言います。
 
 
 
熊さん,ありがとうございました。
 
ところで,「縄なえ」は「縄ない」ともいいます??
私は「縄ない」で覚えていました。
ネットを検索してみたら,
両方の言い方があるようです。
地域によって言い方が少しずつ違うのかな?
 
小島さんの作業の様子は,平日の日中,五郎助山に行くと見られる確率です。
お子さんが体験でやらせてもらえたこともありましたよ。
優しい小島さんに頼んでみてください
 
 

 

コメント
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